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【前のPCからHDDを抜き出して接続する方法】

新しいPCを買った時に古いPCからデータを移動するには、
データの量が多くてUSBメモリでは手間が掛かったり、そも
そも旧PCが立ち上がらなくなってデータが取り出せない。

という時にストレージ(HDDSSD)を取り出して新PCへ接続
する方法を今回は書きます。



【接続端子の規格】
先ず接続端子について書きますが、古いPCの中には現在で
ほとんど使われていない規格の物もあるので注意が必要
です。

新PCに接続する為には、新しい方の接続ポートに合わせる
必要がある為、古い規格の場合は新規格に変換する機器を
噛ます必要が出てきます。


IDE接続】
HDD(IDE).jpg(クリックすると拡大)
2005年辺りまで使われていた旧規格の接続方式です。
画像は3.5インチのHDDです。

現在はSATAの接続規格が一般的な為、SATA変換機を噛
まさないと内蔵する場合は接続できません。

尚、2.5インチ3.5インチでは端子の形状違うので注意が
必要です。


SATA接続】
HDD(SATA)(クリックすると拡大)
現在使われている規格の接続方式です。
画像は2.5インチのノート用HDDです。

尚、2.5インチと3.5インチの端子は同じですが、1.8インチ
物はMicroSATAで形状が違うので良く確認してください。


(2014/9/2追記)
ZIF(LIF)接続】
ノートPC用の1.8インチのストレージ(HDD,SSD)の中でも
日立の物には、FFCFlexible flat cable)を使用したZI
F
(Zero insertion Force)接続の物が存在しています。

IDE接続の物と同様に、変換機を介さないと内蔵する場合は
接続できません。



【接続方法】

【直接接続する】
タワー型のデスクトップPCを新規に購入した場合は、SATA
ケーブル
を買ってきてMB電源ユニットに接続すれば、ロー
カルディスク
として認識、表示されます。


(2013/5/14追記)
【MB側のSATAコネクタ】
SATA用コネクタ(MB側)
MBには↑の様なSATA用のコネクタがあります。

(2017/6/10追加)
SATA用コネクタ2(MB側)
尚、メーカー(GIGABYT等)によっては側面に立体的に設置
されている事があるので、PCを開けて正面に見えない時
右下辺りを確認してください。



SATA用ケーブル
SATAケーブル
ストレージ(HDD、SSD)とMBを接続する為に↑の様なケーブ
ルを使います。

画像の様にコネクタに対して真っ直ぐ挿すタイプが一般的で
すが、

下方L型コネクタ
↑の様なケーブルと他のパーツが干渉しない様にする為のL
のケーブルもあります。

L型の使用例
実際の使用例はこんな感じ。

尚、↑の画像の様な下L型のケーブルの他に、曲がりが逆
立体型SATAコネクタに使いやすい上L型のケーブルや、

裏配線に使い安い右L型等のケーブルもあります。

ラッチ付きコネクタ
また、SATAケーブルは比較的抜けやすいので、↑の様な
ッチ付き
のケーブルを使うと不意に抜ける事がなくなります。



【製品】
片下L型 ラッチ付き】

サンワサプライ 下L型シリアルATA3ケーブル 0.5m TK-SATA3-05SL
(2010/10/14)
サンワサプライ


片上L型 ラッチ付き

SANWA SUPPLY アウトレット 上L型 シリアルATA3 ケーブル 0.5m TK-SATA3-05UL 箱にキズ、汚れのあるアウトレット品です。
(2013/11/1)
サンワサプライ


右右L型

SANWA SUPPLY アウトレット 右右L型 シリアルATA3 ケーブル 0.5m TK-SATA3-05MM 箱にキズ、汚れのあるアウトレット品です。
(2013/11/1)
サンワサプライ




(2013/10/13追記)
SATA用電源ケーブル
SATA電源
HDDを動作させる為には電源ユニットから↑の様な電源ケー
ブル
を接続する必要があります。



【過渡期のHDDの注意】
過渡期のHDD(クリックすると拡大)
現在のSATAのHDDは基本的にSATA用電源端子しか付い
ていませんが、過渡期の物の場合↑の画像の様に、SATA
電源端子とペリフェラル4ピン端子両方搭載している物
があります。

どちらか選べると言う意味で搭載しているので、接続出来る
からと言って両方接続してはいけません

電源ケーブルに合わせて片方だけに接続してください。



IDEのHDDだった時】
HDD(IDE→SATA変換)(クリックすると拡大)
こんな感じの変換機を噛まして接続してください。
因みに、変換しても転送速度はIDE基準に従います。

尚、画像の変換機は以下になります

センチュリー IDE-SATA
(2006/2/1)
センチュリー


Sumsung製のHDDは↑の製品だと対応していないので↓を
使用して下さい。

サンワサプライ IDE-SATA変換アダプタ TK-AD40SATAD2
(2011/10/4)
サンワサプライ



2.5インチIDEからSATA変換機】
上の変換機は3.5インチ用の変換機なので、2.5インチスト
レージ
には使えません。

と言う事で、2.5インチ用の変換機を載せます。

変換名人 2.5"HDD用 IDE(44ピン) → SATA変換アダプタ Z型 IDE-SATAZD4
(2011/10/21)
変換名人



(2013/11/14追記)
MicroSATAからSATA変換機】
一昔前に流行った小型ノートPCに搭載されている1.8インチ
のストレージ(HDD,SSD)は、SATAでもMicroSATA端子なの
2.5インチ3.5インチ用のケーブルには接続できません。

以下の様なアダプタでSATA変換する必要があります。

AREA 変換基盤 砧 MicroSATA SATA変換基盤 AR-SLSA
(2009/10/6)
エアリア




(2014/9/2追記)
ZIF(LIF)からSATA変換機】
ZIF(LIF)接続の物はそのままでは接続出来ない為、以下の
様な変換機を使ってSATA変換する必要があります。


変換名人 東芝/日立1.8"HDD(ZIF) → SATA変換アダプタ ZIF-SATA
(2007/10/15)
変換名人



(2015/6/24追記)
【ZIF(LIF)接続について】
FFCの接続の仕方
ストレージ用ではなくタッチパッド用のZIF接続の画像ですが、
方式は同じなので画像を載せておきます。

コネクタ側の黒いレバーを上げてFFCを差し込んだら、レバー
を倒しこんで固定します。(LIFの場合コネクタにレバーが無く、
差し込むだけです。)

取り外す場合はレバーを上げてFFCを抜くだけです。

FFCの接続端子
因みに、FFCは向きがあるので画像の様な接続端子が剥き
だし
の方をコネクタの金属端子に接触する様に確り挿して下
さい。
(画像はノート用キーボードのFFC)



【USB接続に変換して接続する】
新PCがノートPCディスプレイ一体型内蔵出来ない時に
接続する為には、USBeSATAに変換する必要があります。


【外付けストレージケースを使う】
HDDの接続規格に合った外付けストレージケースに入れてU
SBかeSATAで接続します。

2.5インチストレージ用のケースは、物によってはアダプタを
使わずUSBポートからのバスパワーによって動作する物もあ
りますので、そういうケースを利用すれば、手軽に持ち運べ
る外付けストレージに出来ます。

接続時の表示は製品によって「ローカルディスク」か「リムー
バブルディスク
」に成ります。


【製品】
1.8インチ
ZIF(LIF)

変換名人 東芝社製1.8インチ内蔵型HDD用 USB2.0接続ケース [ ZIF接続HDD専用 ] HC-Z18/U2
(2011/4/1)
変換名人

尚、付属しているFFCFlexible flat cable)が合わない場合
は以下のケーブルを購入してください。

変換名人 1.8"IDE接続HDD用ZIFケーブル3種セット [ 東芝(青)-東芝(青)、日立(白)-日立(白)、東芝(青)-日立(白) ] ZIF-ZIFAATH
(2007/10/15)
変換名人


2.5インチ
IDE&SATA

ノバック SATA / IDE両対応型外付けHDDケース「2.5 SATA + IDE はい~るKIT SATA USB」 NV-HW230US
(2007/4/30)
ノバック


SATAのみ

玄人志向 2.5インチHDD/SSDケース USB3.1 Gen2対応 GW2.5FST-SU3.1
(2015/4/8)
玄人志向


3.5インチ
IDE&SATA

玄人志向 3.5インチHDDケース IDE/SATA両対応 USB3.0/2.0接続 GW3.5IDE+SATA/U3P/SV
(2013/1/17)
玄人志向


SATAのみ

玄人志向 3.5インチHDDケース USB3.1 Gen2対応 GW3.5FST-SU3.1
(2015/4/8)
玄人志向




【注意する事】
基本的にストレージの規格に合わせての購入になる為、他
接続規格サイズが違うストレージを使いまわせません。

古いHDDは消費電力が高い傾向にある為、バスパワーのケ
ースでは、電力不足で不安定になります。

さらに起動できない事もある為、古いHDDを使用する時は、
アダプタ付きのセルフパワーで動く物を購入してください。

尚、新PCにUSB3.0のポートが有る場合は、USB3.0対応の
ケース
を使えば古い2.5インチHDDでもバスパワーで動作が
可能かもしれません。
(USB3.0は機器とポートが対応していれば900mA供給可能)


(2017/1/29追記)
ここ数年ノート用でも7200rpm以上の高回転なHDDを搭載し
ている事も多くなっており、高回転にする為に電力が高くな
っています。

USB3.0でも動作が不安定になる場合があるので、搭載して
いるHDDを調べて高回転だった場合もセルフパワーの物を
選択する様にして下さい。



【USB変換ケーブルを使う】
直接ストレージの接続端子に接続してUSBに変換できるケ
ーブルがあるので、変換してUSBポートに接続します。

端子に直接接続するので、接続規格さえ合っていればどの
サイズのストレージでも接続できる
上に、物によっては内蔵
光学ドライブ
も変換して外付けとして使えます。

接続時の表示は製品によって「ローカルディスク」か「リムー
バブルディスク
」に成ります。


【製品】
IDE&SATA

センチュリー 裸族の頭 USB3.0 SATA6G HDD変換アダプター CRAISU3S6G
(2013/5/29)
センチュリー


(2台同時接続可能)

ノバック USB3.0対応HDD接続キット 「SATA+IDE 2台つなが~るKIT Super Speed USB3.0」 NV-TW131U3
(2014/5/16)
ノバック


SATAのみ

Groovy HDDをUSB3.0 内蔵型ハードディスク、ブルーレイドライブ対応 UD-3000SA
(2010/4/7)
Groovy



オウルテック HDD/SSDをUSBで外付け接続 USB3.0 UASP対応 3.5インチ 2.5インチ HDD/SSD/光学ドライブ SATA接続 Windows8対応 ガチャポンパッでお引越しパーソナルUSB3.0 OWL-EADPS/U3
(2014/5/22)
オウルテック




【注意する事】
ケースタイプと違ってむき出しな上に、比較的挿しこみが
ので、使用中にケーブルが抜けない様に気をつけねばな
りません。
(アクセス中にUSBケーブルが抜けるとデータが壊れます)

後、物自体は小さいですが、纏めておかないと持ち運びが不
便
なので適当なクリアケースに纏めて入れましょう。

因みに、私の場合は以下の様な100均でかったケースに入
れて保管してあります。
CIMG6572.jpg(クリックすると拡大)


【USB変換ケーブルの接続例】
今回は「Groovy」の「UD-3000SA」を利用した接続の例を書
きます。

【機器の用意】
USB変換ケーブル(クリックすると拡大)
赤で囲った物変換機です。変換機にUSBケーブル電源
供給用のアダプタ
を挿して使います。


ストレージの準備】
PCからHDDを取り外します。

ノートPC用HDD(クリックすると拡大)
物によっては画像の様にマウンタ専用の接続変換端子
噛まされている物がある為、外します。

マウンタと接続変換端子を外す(クリックすると拡大)
マウンタ接続変換端子を外した状態です。


USB変換機を接続する】
変換機にHDDを接続(クリックすると拡大)
画像の様にHDDに接続したら取扱説明書通りに変換機の電
源を入れてから
、新PCに接続します。


【接続時の表示】
HDD USB変換(1)(クリックすると拡大)
HDD USB変換(2)(クリックすると拡大)
この変換機は、「ローカルディスク」で表示されるタイプなので、
接続すると画像の様に「ローカルディスク」が増えます。



(2013/1/17追記)
eSATAについて】
上の方で書いていたのにすっかり忘れていたeSATAについ
て書きます。



【eSATA(External Serial ATA)の特徴】
【安定性】
チップセットのSATAコントローラ直結しているのでUSBより
安定性です。



【転送速度】
基本的に内部接続のSATAを外付け用に持ってきたものな為、
内部のSATAの速度規格同じになります。

【eSATA2(3Gbps)】
SATA2と同じ規格で、3Gbps(300MB/s)(注:理論値)の速度
が出せます。

尚、単純計算で375MB/sでは無いのは1Byt(8bit)転送する
のにエラー訂正用2bit足した10bitで転送している為です。


【eSATA2に対応しているチップセット】
Intel:6シリーズ以前
AMD:A55


【eSATA3(6Gbps)】
SATA3と同じ規格で、6Gbps(600MB/s)(注:理論値)の速度
が出せます。

単純計算では750MB/sですが、上記と同様にエラー訂正用
2bit足した10bitで転送している為、最大速度は600MB/s
となります。



【eSATA3に対応しているチップセット】
Intel:7シリーズチップセット以降
AMD8シリーズチップセット以降A75A85A88X



【eSATAのポート】
eSATA.png
画像は多少古いですがeSATA2のポートです。



【eSATAの注意点】
【SATAのストレージしか使えない】
当たり前と言えば当たり前ですが、IDESATA両方搭載出
来るケースであっても、IDEストレージを入れた場合は使え
ません




【ホットプラグ(Hotplug)の仕様】
ホットプラグとは、PCの電源を入れたままパーツを装着する
事を言います。

eSATA自体の規格としてはホットプラグに対応してはいるの
ですが、eSATAの場合以下の3つ条件全て満たしてい
ない場合
ホットプラグで接続が出来ません。



【eSATAがホットプラグで接続出来る条件】
1:PC側のeSATAホットプラグに対応している。
2:ストレージケースホットプラグに対応している。
3:ストレージ(HDDSSD)がホットプラグに対応している。

以上を満たしていない場合、PCを立ち上げた状態で挿しても
認識できません。

ホットプラグに対応していない場合に使用する為には、予め
ストレージケース電源を入れた状態PCに接続してからP
Cを起動する必要があり、

更に使用中取り外しは出来ません



【eSATAポートが無い】
取り扱いがUSBよりも面倒な為、PCによってはeSATAポート
自体が無い事も多く、特にノートPCの場合搭載されている事
少ないと言う問題があります。



【現在eSATA3に対応したケースが無い】
現状ケースの殆どがeSATA2(3Gbps)までしか対応していな
ので、USB3.0(5Gbps)が使えるならそっちを使った方が
よく、

PCUSB2.0(480Mbps)までしか対応していない時にeSAT
A
(3Gbps)のポートがあればeSATAを使った方が良いという
感じです。

(2015/6/6追記)
eSATA3に対応したケースが発売されていた様です。



eSATAに対応したケース】

2.5インチ
SATA(eSATA3+USB2.0)】


センチュリー シンプルBOX2.5 USB3.0+eSATA SATA6G CSS25EU3BK6G
(2014/10/20)
センチュリー


3.5インチ
SATA(eSATA3+USB3.0)】

センチュリー 三代目冷やし系HDD検温番 SATA6G ブルー 温度表示付きLCD & 大型8cmFAN 搭載 CLS35EU3BLF6G
(2014/8/4)
センチュリー



センチュリー 3.5インチSATA HDD専用ケース 裸族の一戸建てSATA6G CRIS35EU3S6G
(2014/10/20)
センチュリー



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2012/06/29(金) 14:42:05 | まとめwoネタ速neo
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