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Intelが脆弱性緩和用マイクロコード適用に悪質な条件を追加

【Intelが脆弱性緩和用マイクロコード適用に悪質な条件を追加】

2018/8/22にL1TF用のマイクロコードが配布されたのですが、
マイクロコードを充てて更新する事を許可する条件にIntelに都合
の悪い事を書かせない為のライセンス条項を追加していた様です。



【関連記事】
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Impact of Microcode Updates

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4An Early Look At The L1 Terminal Fault "L1TF" Perfo
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5The Performance Hit For A Xeon-Backed Ubuntu Lin
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(2018/8/28追記)
ライセンス書き換えから早速比較記事が出ました。

4と5の記事は一般のハイクラス(Core i7 8086K)で仮想化ソフ
トを使用したものとサーバー用のXeonでの比較結果ですが、

仮想化ソフトのパッチマイクロコードの適用+HTTの停止をし
た時の各ベンチのグラフを見ると一目瞭然です。

ソフトによっては性能が半減処か1/3まで落ちていますね。


尚、ハイパーバイザを使用しているサーバの場合、EPTを切って
ページテーブルを全てハイパーバイザで管理する必要が出る事も
あります。

その場合更に性能が落ちると考えなければなりません。


そりゃIntelにとって都合が悪いし、大手がAMDのEPYCにリプレ
ースする訳ですね。



(2018/8/24追記)
指摘されて急速に広まった事に焦ったのか、ライセンス条項を書
き換えた様です。

と言ってもIntelの意向は変わらないと思われるので、日本の広告
企業のレビューは意向に沿ったものになるでしょう。
(唯の広告でしかなくレビューにはIntelの検閲が入る為)

信用できない事には変わりないので、海外の記事を見に行った方
が良いのは変わりません。



【問題の部分】
(v) publish or provide any Software benchmark or com
parison test results.

禁止条項が↑ですが、翻訳すると『ソフトウェアのベンチマーク
または比較テストの結果を公開または提供する
』とあります。

つまり、マイクロコードを充てる前、充てた後でベンチマークの
結果を取って置き、比較した情報を公開してはならない
と言って
いると言う事です。


L1TFの脆弱性は【Intel CPUの新たな脆弱性L1 Terminal Fau
ltについて
】で説明している様に場合によってはHTTを停止する
必要が出てくるわけですが、

サーバ用途や多スレッドのマルチスレッド処理をするソフトにお
いてHTTを停止してスレッドを半減させると目に見えて性能低下
が起きる
為、マイクロコードを適用させる前とさせた後の性能差
を比較されるとIntelにとって都合が悪いわけです。

また、キャッシュとメモリのデータのやり取りの部分の問題なの
で、HTTを停止しないでも性能低下が分かる状態になると言う事
かもしれません。



【情報の取捨選択に一考が必要に】
広告企業の情報サイトや雑誌、またPCやサーバ環境の提供を行っ
ている業者のパンフレット等が、今回の禁止事項に従うと正確な
情報を得られない可能性が高くなります。

日本の企業系サイトは適用後の数値を載せない可能性が高く、新
たな製品に対してもマイクロコードを当てずに出した結果を公開
すると思われます。

なので、今後は海外の情報サイトで比較している所で情報収集し
た方が良いと思われます。


また、企業間取引の場合消費者契約法の不利益事実の不告知が適
用されるか怪しいので、こちらも比較データを要求して持ってこ
ない場合は業者を変えた方が良いかもしれません。



今回の悪質な条件は消費者や企業間取引に不利益を与える条件で
あるので、海外では訴訟が起こされたり法に触れて取り消しにな
る可能性もありますが、注視して置いた方が良いかもしれません。



【関連記事】

Intel CPUの新たな脆弱性L1 Terminal Faultについて


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