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【nVidiaのTitan Vに演算ミスをする問題が発覚】

nVidiaが出している最新GPUのVolta搭載のハイエンドグラ
フィックボードのTitan Vですが、演算ミスをする問題が発覚
した様です。



【関連記事】
2 + 2 = 4, er, 4.1, no, 4.3... Nvidia's Titan V GPUs spi
t out 'wrong answers' in scientific simulations




【詳細】
恐らく薬学研究であると思われますが、タンパク質と酵素の
相互作用のシミュレーションを研究者がTitan V4枚使用し
て繰り返し走らせたところ、

同じ演算結果が出ないといけないのに演算後の数値が変動
し、結果によっては10%も違う数値が出ていた様です。

記事の題名にもなっていますが、2 + 2が4ではなく小数点
付きの4.1や4.3の様な結果として出る為、演算が正確に出
来無い事がある様です。


記事ではゲームでは影響がないと書いてはいますが、Phys
X
でGPGPUを使用してフィルタに利用しているので、影響が
無いとは思えませんけどね。



【症状についての考察】
電子回路の演算と言うのは論理回路を利用した演算ですが、
01つまり2進数で計算しており、整数と少数は別の回路で
計算したものを最後に合わせて数値として出力するので、

小数点以下の数値に変動がみられると言う事は、小数点以
下の計算部分の回路構造に問題があるか、制御用マイクロ
コードに問題があって回路に誤入力をする
事があるか、

製造又は設計に問題があって物理的に回路の経路上でバ
イパスされてリーク電流が流れ、誤入力状態
になってしまっ
ている事があるというのが考えられます。

また記事だとVRAMに溜められたデータからL2キャッシュに
読み込む時に読み取りミスをしている可能性もあると言う事
なので、そちらの可能性もあるかもしれません。


マイクロコードによる制御の問題なら対応できますが、設計
や物理的な問題の場合は対処が難しいかもしれません。

一応今週カリフォルニア州サンノゼで開かれるGPUの技術会
議で情報が得られそうだと言う事なので、続報待ちですかね。



現状Volta搭載のVGAは非常に高額なTitan Vしかないので
問題ありませんが、ハイクラス以下のモデルが出てきた時に
同様な問題が出る可能性があるので、注目して置いた方が
良いかもしれません。



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