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色覚検査と工学系についての小話

【色覚検査と工学系についての小話】

PCとは関連しませんが、色覚検査についての記事から工学系にも
関連すると思い浮かんだので小話を一つ。



【記事】
試験での色覚検査廃止 18年度から、採用後に実施 横浜市消
防局




【色覚異常とは】
視神経の色を感じ取る受容体に問題があり、光の3原色(赤、緑、
青)に其々対応している神経の感度が一部弱かったり完全に喪失し
ている事で、

正常な加算混合が出来ず、目から入る色の認識が正常に出来ない
視覚異常の事です。



【色覚検査について】
2003年に色覚検査が差別と言う意味不明な理由を基に学校での検
査が廃止されていましたが、

進学や就職時になって色覚が正常でない事が発覚して不適正とし
てはじかれるという問題が出て来たので、

2016年から再度義務化されました。



【工学系と何が関係するのか】
座学上での設計等では問題ないのですが、電気回路や電子回路等
を学ぶ時に実際に電子部品や電線を使用して回路を構成しようと
すると問題が出ます。


どういうことかと言うと、一定以上の電子部品には規格が書いて
あるので問題ないのですが、形状や大きさによっては書けないの
色で仕様を判別する様にしているからです。


例えば抵抗本体の色で素材を表し、抵抗値をカラーコードで判
別出来る様にしているので、色を正確にとらえられないと物が何
か判別できません。

また、回路、機器間の電線も色で素材や役割を変えてあったりす
るので、色を正確にとらえられないと配線に問題が出ます。


一応テスターで検査すれば判別できますが、いちいちテストする
必要があるのと、配線の仕方や、接続の状態によってはテスト不
能な場合があるので、

正常色覚の者と比べると不利な状況であるのは変わりありません。



【色覚異常での制限は就職差別ではない】
某所で差別と書いている所がありますが、色覚異常で職種を制限
される事は差別ではありません。

色を使った判別をしている事柄について、緊急時の判断が出来な
かったり重大事故を引き起こす可能性
を事前に潰す為には制限を
掛ける必要があるからです。


例えば工業機械で配線を間違えると、燃えたり吹っ飛んで被害額
が数百万~数千万と言う甚大な被害がでたりします。

また、航空会社の整備士が配線を間違えて飛行中に燃えたり計器
異常で事故が起きるとかシャレにならないのは理解できますよね。

つまり制限は必要な措置であって差別ではない訳です。



昨年やっと検査が再開されましたが、進路に影響が出る可能性が
あるので、空白期間(2003/3~2016/3)で一度も色覚検査を受
けてない人は早めに検査を受けた方が良いでしょう。

アノマロスコープを所持している近場の眼科を探して下さい。



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