パソコン(PC)の森

2019/051234567891011121314151617181920212223242526272829302019/07

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

NVMe接続のM.2について

【NVMe接続のM.2について】

薄型ノートや小型PC向けストレージの接続規格として開発された
M.2ですが、デスクトップ用のMBにも搭載される様になり、普及
が進んでいます。

今回はM.2でもNVMe(PCI-E)接続について書きます。
(2017/8/21時点公開)



(2019/6/4表更新)
【MB側のCPU及びチップセットの接続規格】
M2スロットの接続規格
MB上にあるM.2スロットはCPUやチップセットのPCI-Eのレーン
数によって接続規格が変わってくるので注意が必要です。


例えば、Intelの場合基本的にチップセットのPCI-Eレーンを利用
しており、

X99を含む9シリーズチップセットH110はPCI-E2.0 x4で、1
00シリーズチップセット
以降はPCI-E3.0 x4での接続になります。

尚、一部のモデルについてはCPUから伸びているPCI-Eレーンを
M.2スロットに直結
させている事がありますが、接続するとレー
ンが分割
されるので、CFXやSLIに制限が出ます。


また、AMDの場合チップセットに接続されている物はPCI-E2.0
x4
ですが、Ryzen以降CPUからNVMe専用のPCI-Eレーンが直
しているので、PCI-E3.0 x4の速度が完全に使えます。


(2019/6/4追記)
まだ出ていませんが、Zen2はCPU内蔵のPCI-Eコントローラが4.
0対応なので、4.0 x4になります。

X570チップセットも4.0対応になった為、チップセットからM.
2スロットに伸びている場合も4.0になりました。

尚、3xxxGはZen+なので違います。



【チップセット経由は速度が出ない事がある】
現在のメモリはメモリコントローラがCPU側にある為、チップセ
ット側からデータをメモリに転送する為にはCPUとチップセット
間にある経路を通す必要があります。


だからCPUとチップセット間の接続規格に時間当たりの転送量が
左右される訳ですが、

チップセットのPCI-Eコントローラ自体多数のレーン数に対応出
来ていてもCPUとチップセット間がPCI-E2.0 x4かPCI-E3.0 x4
でしか繋がっていないので、

PCI-E接続を利用しているUSB3.0やSATAのポートに接続してい
る機器
とM.2の機器が同タイミングでデータを同じ方向に送ろうと
してしまうと、

競合して通信に待ち時間が出てしまいます。


つまり、チップセット経由のM.2は場合によっては速度が出ない
状態になる事があると言う事です。



【出来るだけ高速な接続にするには】
CPUに内蔵されているPCI-Eコントローラに直結しているM.2ス
ロットが搭載されているMBを探して下さい。

基本はチップセット経由でも独自にCPU直結のスロットを搭載し
ているモデルが存在しています。


また、既にMBを所持している場合は、↓の様なM.2接続を通常の
PCI-E接続に変換できるボードを利用してCPU側のPCI-Eスロッ
トに接続して下さい。


Aquacomputer kryoM.2 PCIe 3.0 x4 Adapter for M.2 NGFF PCIe SSD, M-Key with passive heatsink
(2016/7/21)
Aquacomputer


CPU側は分割したり他の一部スロットが使用出来なくなりますが、
通信が競合しないのでチップセット経由の様に速度が落ちません。


尚、グラフィックボードが1枚の時やレーン数が多いCPUの場合
は【PCI-Expressについて】で説明している通り分割しても性能
に問題は出ません
が、

3枚以上でCFXやSLIをしたい時はCPU側に接続できない事がある
ので、その様な時は諦めてM.2スロットを使うしか無いですね。



(2017/8/23追記)
【繋がっている経路の判別の仕方】
MBメーカーの製品ページでマニュアルをダウンロードして以下の
項目を確認して下さい。

【PCI-Eのレーン分割(拡張スロット)】
CPU側から伸びているPCI-Eのレーン分割の項目(VGA構成等)の
表にM.2スロットを含んだ状態で分割した時の割り当てが明記さ
れているかで判断して下さい。

例:Intelのハイクラス以下CPU(x16 or x8 x8 or x8 x4 x4)

CPU側の割り当てにM.2が入っていない場合はチップセット経由
のM.2スロットしかないと言う事です。

尚、複数のM.2スロットを搭載していてCPU、チップセットの其
々から伸びている事があるのでよく確認を。


【SATA構成とM.2の組み合わせ】
SATAポートが大量にあるMBでNVMe(PCI-E)の接続表記がある
時に、複数のSATAポートが無効になる場合はチップセット経由の
M.2スロットです。

SATA接続のM.2 SSDを接続した時にSATAポートが1ポート無効
になるのは当然なのでよく確認を。



【M.2の注意点】
まずMB側について書きますが、M.2スロットが付いているからと
言ってNVMe接続であるとは限りません

M.2でもSATA接続のスロットがあるので、仕様を必ず確認して下
さい。

NVMe接続専用のスロットにSATA接続の物は接続できませんし、
その逆も無理なので。

また、CPU直結かチップセット経由であるかよく確認を。


次に、M.2のストレージについての注意ですが、対応している接
続規格がPCI-E2.0とPCI-E3.0の物と対応レーン数が低い物があ
るので注意して下さい。

当然ですが、SATA接続の物もあるのでよく確認を。


店頭の場合読み込み速度と書き込み速度がMB/sで表記されていま
すが、NVMe接続は読み込み(Read)が1000MB/s以上なので、
3桁の場合はSATA接続の物だと覚えておくと判別しやすいと思わ
れます。



M.2スロットが標準搭載される様になってきたので、仕様を把握
してから最良の選択が出来る様にして置くと良いと思います。



【M.2 SSD関連】

M.2 SSDの装着の仕方


このBlogはBlogランキングに参加しています。
役に立ったと思った方はクリックをお願いします。


総合情報に戻る

TOPに戻る

| ハードウェア | 13:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント


TRACKBACK URL

https://pcnomori.blog.fc2.com/tb.php/320-1bb04d07

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT