パソコン(PC)の森

2021/031234567891011121314151617181920212223242526272829302021/05

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

グラフィックボードを増設や交換する前に確認する事

【グラフィックボードを増設や交換する前に確認する事】

内蔵GPUやデフォルトで搭載されていたグラフィックボード(以降
VGA)の性能に満足出来なくなったり、目的のソフトを使用する為
に増設や交換をする事がありますが、

今回は、その様な時に気をつける事を書きます。
(2016/2/23時点公開)



【ケースとVGAのサイズ】
まずはPCケースとVGAのサイズを確認する必要があります。

ケースの奥行きが合ってないと、VGAを挿した時に他のパー
ツと干渉したり、VGAその物が搭載できません。

必ず確認してください。

幅が狭いスリムケースだとローミドル以下のロープロファイル
VGAしか搭載できなかったり、奥行きが短いケースだとハイクラ
ス~ハイエンドの長いVGAが干渉して搭載出来ません。

一般的なミドルタワーやフルタワーなら大抵問題ないですが、簡
易水冷のCPUクーラーの使用を想定した奥行きの短い物やキュー
ブやスリム等は確認が必要です。



【VGAの必要電力と電源の容量】
VGAを動作させる為にはPCI-Eスロット電源から電力供給が必
要ですが、

性能が上がるほど電力も上がる為、VGAの必要電力と電源の出力
容量を確認しておく必要があります。


【VGAの電力の凡その算出の仕方】
雑誌等でTDP=消費電力と間違った情報を広めているせいでTDP
で判断する者がいますが、【TDPと消費電力について】で説明し
ている様にTDPでは判断出来ませんので、

補助電源ケーブルによって判断する必要があります。



【電力供給量】
PCI-E:75W
6ピン:75W
8ピン:150W

PCI-Eスロットは75W供給なので、補助電源ケーブルが必要無い
場合は75W以下のVGAと言う事になります。

6ピンx1の場合はPCI-Eと6ピンを合わせて76~150WのVGAと
いう事がわかります。

同様に増えた補助電源ケーブルの構成でVGAが動作に必要な電力
をある程度把握できると言う事です。


因みに補助電源ケーブルは以下になります。
6ピン
補助電源6ピン

8ピン
補助電源8ピン



【電力の算出の仕方】
電源ユニットの必要出力を判断する時はA(アンペア)で判断する必
要があるので、VGAの必要電力を確認したらAに変えて判断し
ます。

VGAは+12Vで供給されているので、W / V = Aで算出出来ます。

例えば6ピンx1 + 8ピンx1の場合、75 + 75 + 150で300W、
更に300 / 12 = 25と計算すれば最大で25A必要だと解ります。

因みに、補助電源の最大まで必ず使っているという訳ではないの
で、正確に言うと上記の例の場合6ピンx2225Wより上で尚且
300W以下のVGAとなり、18.8~25Aの範囲の物と言う事です。


CPUやMB、ストレージに増設ボードは12Vを供給されているの
で、VGAを増設した時にPC全体を動作させる為に必要な電力は
体の合計 + VGA
Aとなります。

CPUやMB、ストレージ等は情報が手に入り難いですが、VGAを
抜いた値はハイクラスのCPUを積んで凡そ20A程度で、上位の機
能てんこ盛りMB等やストレージを複数積んで30Aも行きません。

20~30 + VGAのA + 5~10で起動に必要な+12VのAが判断出
来ます。


尚、5~10A余分に足しているのは変換効率が100%ではないので
必ず数値通りの出力が出るわけではないのと、経年劣化で出力が
落ちて足りなくなる事があるので余裕を考えての事です。

本体+VGAの必要Aが最高出力の60~80%に成る様に足したAを
出力できる電源ユニットが適正な物だと判断できる訳です。



(2017/2/27追記)
【定格モデルの必要電力のおおよその判断の仕方】
補助電源の構成で必要電力の範囲(例6ピンx2 : 151~225W)は
分かりますが、どの程度必要なのかは正確には分かりません。

確実にわかると言う訳ではないですが、おおよその判断が出来る
方法があるので以下に書きます。


【リファレンスモデルとOCモデルから判断】
GPUメーカー公式設定のリファレンスモデルとVGAメーカーが出
している複数のOCモデルの補助電源の構成を比べて下さい。

OC版の10モデル程度を比べてみて、大半が同じ補助電源構成な
場合は必要電力がリファレンスモデルの時点で少なく、

OC版の殆どの補助電源が一つ上になっていた場合は、構成の最大
出力に近い電力がリファレンスモデルの時点で必要だったと言う
事が判断できます。

例:リファレンスが6ピン x2で151~225WでOC版の大半6ピ
ン x2
なら、151Wに近い必要電力の製品で、

OC版の大半8ピン x1 + 6ピン x1になってい場合は、リファ
レンスが元から225Wに近い必要電力の製品だと判断できる。


尚、VGAメーカーのオリジナル基板の物の中には消費電力の低い
電子部品を利用して必要電力を下げているモデルもあるので考慮
する必要があります。



サイズを確認せずに買ったらケースに入らない。Wで判断して大
丈夫だと思ったら出力が足りず不安定だったり、起動出来ない。

と言うような事があるので、必ず確認してから購入しましょう。



このBlogはBlogランキングに参加しています。
役に立ったと思った方はクリックをお願いします。




総合情報に戻る

TOPに戻る

| ハードウェア | 00:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント


TRACKBACK URL

https://pcnomori.blog.fc2.com/tb.php/248-a77ac41a

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT