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外字の自作について

【外字の自作について】

現在使われていない旧漢字の中でもIMEの手書き検索で出てこず、
PCで使用出来ない文字が存在しています。

その様な文字を外字と呼びますが、PCで使用する為には文字を追
加する必要があるので、今回は外字を自作して追加する方法を書
きます。
(2016/2/11時点公開)



【外字とは】
通常変換で出て来ない旧漢字を入力する方法(IME)】でも説明
していますが、OSの文字コードに割り当てられていない文字
と呼びます。

PC内に存在しないので、空いている文字コードに自主的に文字を
割り当てないとPCで使用できません。



【外字の注意点】
作成する前に知っておかなければならない事ですが、市販のソフ
トや自作して追加した外字は基本的に環境依存文字扱いになる為、
文で外字を使用した所は他のPCでは表示できません


また作成した文字は、フォント毎に自動で字体は変わらないので、
フォント毎に作成する必要があります。


更に、自作した外字データを他のPCにも移植できなくはないです
が、既に外字を追加する葉書作成ソフト等を導入している場合に
上書してしまうと追加されていた外字が消えてしまうので注意が
必要です。


(2017/11/29追記)
プリンターによっては設定を変えないと外字が印刷されない事が
あるので注意が必要です。

例えば、EPSONのプリンタの場合、印刷設定のユーティリティー
内にあるドライバの動作設定拡張設定にある、

常にRAWデータをスプールするにチェックを入れOKを押して設
定するか、

詳細設定詳細な印刷機能を有効にするからチェックを外してOK
を押して設定する事で印刷可能になります。



【IMEパッドの出し方】
以下ではIMEパッドを使用しているので、8.1の場合は【Window
s8の機能関連について
】を参考に起動してください。

Windows 10も8.1と同じです。



【外字エディタの使い方】

【起動の仕方】
【Windows 7】

スタートメニューから全てのプログラムを開き、アクセサリシス
テムツール
と開くと中に外字エディターがあるので起動して下さい。

尚、プログラムとファイル検索で外字と入力するだけでも起動でき
ます。


【Windows 8.1】
8 外字エディタ起動
8.1の場合探すのが面倒なので、右上か右下の角にカーソル持って
行き、チャームを開いたら検索を選択して外字と入力して起動し
て下さい。


【Windows 10】
Windows 10の機能関連について】でソフトの検索の仕方を説
明していますが、Cortanaの検索Boxに外字と入力して起動して
下さい。



【外字の作り方】
外字の作り方(1)(クリックすると拡大)
外字エディタが起動したら文字を当てはめるコードを選択します。

外字の作り方(2)(クリックすると拡大)
コードを選択すると文字を編集するエディタが表示されますが、1
から作っているとフォントに合わせて作り難いので、

予め存在じている近い文字を加工する方法で作成して行きます。


メニューバーの編集から文字のコピー(Y)を開くと文字の候補が表
示されますが、まずはフォント名を選択して必要なフォント形式
に変更します。

外字の作り方(3)(クリックすると拡大)
次に形(S)の右の空白に候補になる漢字を入力すると文字コードの
場所を検索できます。

尚、画像の様に入力出来る様にした状態でIMEパッドを起動して
複雑な旧漢字を手書き検索で検索してから指定する事も出来ます。

外字の作り方(4)(クリックすると拡大)
後はコードの方の文字をダブルクリックすればエディタの方に
文字が表示されます。

外字の作り方(5)(クリックすると拡大)
例に使用している吉の上が士ではなく土の外字の場合上下の長さ
を変えるだけですので、左側のツール項目の下から3番目にある
角形選択
を選択して範囲指定に切り替え、

画像の様に範囲指定して移動するだけで作成できます。

外字の作り方(6)(クリックすると拡大)
外字を作成したらファイル(F)からフォントのリンク(F)を選択し
て全てのフォントにリンクする(L)にチェックが入っているのを確
認し、OKを押して登録して下さい。



【複雑な文字を作成する時】
今や吉の様な単純な加工で済む漢字はよいのですが、組み合わせ
で作成する必要がある場合は以下の方法で作成します。

外字の作り方(7)(クリックすると拡大)
上記した様にまずはベースとなる漢字を編集からコピーを選択し
て表示します。

次にウインドウ(W)から参照(R)を選択すると、コピーと同様に近
い漢字を横に表示できます。

外字の作り方(8)(クリックすると拡大)
横に並べたらベースの方の刀を範囲指定し、Deleteキーを押して
消します。

しんにょうの位置が多少高いので範囲指定して下に移動しておき
ます。

外字の作り方(9)(クリックすると拡大)
次に右側の部首を範囲指定したら、マウスで左側にドラッグ&ドロ
ップ
で移動します。

外字の作り方(10)(クリックすると拡大)
移動するとこんな感じになります、単純に移動しただけでは余分
な所が残るのと、バランスが悪いので更に加工します。

外字の作り方(11)(クリックすると拡大)
余分な部分をツール項目の一番下の消しゴムで消した後、ツール
項目の範囲指定とペンブラシを利用して自を加工し、下に移動
します。

範囲指定中は特定の場所から縮小拡大出来るので、縮小してバラ
ンスを整えます。

尚、縮小や拡大時に変に加工されて文字が太くなったりするので、
右の文字を参考にペンや消しゴムで修正して下さい。

外字の作り方(12)(クリックすると拡大)
後、全体的にずれている時は最後に全体を範囲指定し微調整した
ら完成です。



【外字の入力の仕方】
基本的に外字の入力は、IMEパッド経由での入力になります。

外字の使い方(1)(クリックすると拡大)
IMEパッドを開き、の項目の文字カテゴリを選択します。

項目のシフトJISを開くと、下の方に外字と書かれた項目があるの
で選択すれば作成した外字が表示されて入力出来ます。

Unicodeの場合は私用領域となっています。


外字の使い方(2)(クリックすると拡大)
因みに、外字を入力後に選択し、タスクバー上の言語バーのツー
左クリックして単語/用例の登録(W)で辞書に登録すれば、

外字の使い方(3)
こんな感じに変換候補に出る様になります。

画像を見れば解ると思いますが、上記した様に環境依存文字なの
で別のPCでは表示できません。



市販の追加ソフトで外字を追加する方法もありますが、緊急で必
要な場合や、市販のソフトがすぐに入手出来ない時に作成できる
ので覚えておくとよいと思います。

外字データの移植については今後追記する予定です。


【関連記事】

通常変換で出て来ない旧漢字を入力する方法(IME)


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