パソコン(PC)の森

2019/081234567891011121314151617181920212223242526272829302019/10

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ケースと冷却について

【ケースと冷却について】

6月も後半に入り梅雨真っ只中で気温も上がって冷却について気に
なり始める時期になりました。

今回は、ケースと冷却について書きます。(2015/6/18時点公開)



【ケースの特性と冷却】

CPUクーラーの選び方】でも説明していますが、ケース内のエ
アフローによって冷却性が変わる為、

ケースの構造によっても冷却性が変わります。



【冷却性の高いケースとは】
冷却性の高いケースとは、一定以上の気密性が確保されていて、
ケース内の気流の風速拡散によって低下し過ぎないケースの事
です。


どう言う事かというと、気流は機密性の高い空間だとある程度一
定の風速を保てますが、開放された空間に対して風を送った場合
↓の様に進行方向上に拡散する為、風速が低下していきます。
拡散
なので、過剰にフロントやサイドパネルに吸気口があるケースは
逆に冷え難くなります。

その様なケースは冷やす為に回転数が高い風量を稼げるファンを
複数搭載する必要があるので工夫が必要になります。

又、逆に機密性が高過ぎても吸気不足や排気不足になる事がある
ので、静音ケース等では吸気と排気のバランスを考えないと冷え
ません。


因みに、ケースを空けたら温度が下がったと言う場合は、排気不
足か吸気不足
でエアフローが乱れている為です。

上記でも説明しましたが、本来開放された状態よりも気密性が高
い状態
の方が冷えます。



【正圧の注意点】
ファンの風量のバランスを変える事でケース内の気圧を変える事
がありますが、

埃が光学ドライブやケースの隙間から入らない様にする為に吸気
を多目、排気を少な目にする事で内圧を高めて隙間から排気させ
る方法があります。(正圧化)

正圧の状態
但しこの方法だと排気不足になりやすく、ケースの上辺に暖気が
集まる
為冷え難くなります。

正圧で使用したい場合は室温自体を下げるか、風量のバランスを
考えてCPUクーラー辺りまで暖気が溜まらない様にして下さい。

特に夏場だと問題が出る可能性もあるので。



【まな板の冷却性とCPUクーラーについて】
ケース(箱)に組み込まず専用の台に固定したり、適当な箱の上や
鉄ラック等に括り付けて構成する事を『まな板』と呼びますが、

熱源になるパーツが開放さた状態なので、一見冷える様に見えま
すが、基本的にエアフローが無いので全体的に冷えません。

一応「暖められた空気は上昇する」と言う特性はありますが、
自体の熱伝導率が非常に低いので、風を当てないと熱が溜まっ
た状態になるからです。

CPUクーラーやVGAにファンが付いているから冷えるのではない
か?と考える人もいると思いますが、

まな板(トップ)
こんな感じにクーラーに極隣接しているパーツしか冷え無くて、
奥のメモリスロットを使用すると冷やせなかったり、

まな板(サイド)
サイドフローの場合は多少引き摺られることはあってもMB側が
殆ど冷やせません。

それどころか、負荷がかかって高発熱状態になると当たるのが
になるので逆にCPUクーラー周辺のMB上にある電子パーツが
熱くなります。


因みに、開放された空間だとファンより前の吸気による気流は弱
いので、ファンがあってもそれより前にあるパーツは冷えません。
(ファンの羽で加速される為)

まあ、最悪扇風機で冷やすと言う手はあるんですけどね。



【まな板でのCPUクーラーの比較レビューに注意】
上記した様にまな板では基本的に冷えないので、ケース内に組み
込んだ時と比べて温度が高くなるので参考にはなりません。


純粋にクーラーの性能がわかるのではないか?と思う方もいると思
いますが、ケース内の形状とエアフロー等の状況によって冷却性
は変わるので、

性能に差がある様に見えても、自分の使用条件では劣っている様
に見えた物の方が冷えた、と言う事が多々あります。


特に、トップフロー型の物はエアフローが重要になるのでまな板
の状態では実際の冷却性能がわかりません。

CPUクーラーを選ぶ時は、自分と同様なケース、構成を使用して
いる使用者のレビュー
を参考にした方がいいですね。



このBlogはBlogランキングに参加しています。
役に立ったと思った方はクリックをお願いします。




総合情報に戻る

TOPに戻る

| ハードウェア | 23:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント


TRACKBACK URL

https://pcnomori.blog.fc2.com/tb.php/217-b3621a21

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT