パソコン(PC)の森

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メインメモリ(Main Memory)関連の注意

【メインメモリ(Main Memory)関連の注意】

今回は、メインメモリについて認識間違いをしている事がよくあ
る事柄について小話を1つ。



【デフォルトで対応する最大応答速度とは】
基本的にPCの処理と言うのはCPUとメモリ間でデータをやり取り
しているので、

対応しているメモリの応答速度はCPUにあるメモリーコントロー
ラの対応速度
に依存します。


例えば、Core i7 4790Kの場合DDR3-1600まで対応になってい
ますが、これは初期状態でIntel安定した動作が出来ると保証で
きる速度
が1600までと言う事です。

DDR3-1866が動作できるMBに1866を挿してもデフォルトでは
1600の速度でしか動作しません。


尚、1866以上の速度は正常動作を保証していない為、DDR3-18
66以上の速度で動作させるとCPU故障時に保証対象外になります。



【MBの対応速度は正規対応速度とは限らない】
MBによってはCPUの対応速度よりも速いメモリを搭載出来るも
のがありますが、CPUが正規に対応している速度と言うわけでは
ありません



偶にMBに高速メモリが書かれているから正規に対応した速度だと
勘違いをする者がいますが、

例えばMAXIMUS VII RANGERの仕様書を見ると1866以上の
メモリの横に(O.C.)と書かれていることがわかると思います。

これは1866以上はOC(Over Clock)で保証対象外と言う事を示
していると言う事です。

つまり、正規対応速度ではありません。


XMP(IntelのOC設定)があるから対応動作だ、という主張をする
者もいますが、

公式の免責事項(米国版,日本語版)を読むと、動作テストもしてい
ない
上に
保証もしないと書かれています。

つまり、OC設定をユーザー用に用意しているだけで正式に対応し
ていると言うわけではありません。


(2017/1/20追記)
いつの間にかテストしていないと言う記述がなくなっていました。

但しOCしている時点で保証対象外になるのは変わりません。



【認識できるメモリはMBに依存】
偶に下位の速度で動作するからどんなメモリでも認識すると勘違
いする者がいますが、

MBが認識できるのはBIOSにその速度についてのマイクロコード
が入ったMBだけです。

前に【BIOS関連の話】で説明した様に、MB上のパーツや接続し
てあるパーツを制御しているのはBIOSです。

つまりBIOSの制御設定にあるメモリの設定がメモリ内の設定と違
っている
場合、認識すら出来ず起動すらしません。

メモリのSPDに下位の設定があるといっても必ず認識できるわけ
ではない
ので、基本的にMBの仕様書に合わせてメモリを用意する
必要があると覚えておいてください。



メモリを増設したい時にノートPCの様にパーツ毎の仕様書が無い
場合に、CPUの対応速度よりも高速メモリを搭載したけど動作す
らしなくなってしまった。

と言う事があるので、基本的に仕様書のメモリの項目にある速度
が最大対応速度であると覚えておくと失敗しないと思います。



【メモリ関連】

Memory(メモリ)
メモリの選び方
メモリの多チャンネル駆動の話
メモリがデフォルトで対応している速度について
メインメモリのシングルランクとデュアルランクについて
メモリを増設、交換した時に処理速度が速くなる条件とは


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