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CF(Compact Flash)カードの仕様について

【CF(Compact Flash)カードの仕様について】

今回はコンパクトフラッシュカードについて書きます。
(2014/9/28時点公開)



【CF(Compact Flash)カードとは】
FCカード
SSDSDカードと同様にNAND型フラッシュメモリを記憶媒体に
利用した、小型のフラッシュメモリカードです。

但し、フラッシュメモリカードの中では一番大きいですが。


尚、10年位前まではコンパクトデジタルカメラにも採用されてい
ましたが、小型化して行くにしたがってSDカードを採用する機種
が増えて現在では殆ど採用されていません。

しかし、転送速度はSDカードよりも優位であるので、高性能一眼
レフカメラ
では現在でも採用されています。


(2017/9/15追記)
残念ながら現在SDカードが主になっています。



【CFカードの耐久度】
SDカードに使われている記憶媒体と同じフラッシュメモリを使用
しています。

フラッシュメモリとは】で説明してある様に、フラッシュメモ
リは書き込みと消去時に物理的に劣化するので長期間使っている
ある日突然壊れて使用できなくなります。

必ず一定間隔でPC等にデータを移したり、長期間使用したら買い
換える必要があります。



【接続規格】
【カード側】
FCカード コネクタ

【リーダー側】
FCカードリーダー
CFカードの接続規格はHDDFDD光学ドライブで以前使われ
ていた接続規格と同じパラレルATAです。

HDD(IDE).jpg(クリックすると拡大)
HDDや光学ドライブと違って端子が逆なのでカード自体を見ても
分りにくいと思いますが、リーダー側の端子を見れば同様な接続
規格だと分ると思います。



【PCとの接続方法】
現在のPCにはSDカードリーダーが標準についている事はありま
すが、CFカード用の接続ポートは無いので、USB接続の外付けか、
内蔵カードリーダーを介して接続する必要があります。


尚、下記で転送速度について書きますが、USB2.0(理論値 60MB
/秒
)での接続だと上位の転送速度に対応できないので、USB3.0
接続
のカードリーダーが必要になります。



【カードリーダーの例】
【外付け USB3.0】


エレコム カードリーダー USB3.0 UHS-II対応 ブラック MR3-A007BK
(2014/8/21)
ELECOM


【内蔵 3.5インチ USB3.0】

アイネックス UHS-II対応 USB3.0 内蔵カードリーダー AK-ICR-27
(2018/12/11)
AINEX


【内蔵 5インチ USB3.0】

ENERMAX Windows 10対応 カードリーダー/ライター MIGHTY CHARGE ECR501
(2014/8/26)
ENERMAX



Silverstone 多機能5.25インチドライブベイ カードリーダー USBポート4基付き SST-FP59
(2018/7/30)
Silver Stone




【カードの寸法に注意】
縦横の寸法は同じでも厚みが3.3mmTypeⅠ5mmあるType
の2種類のCFカードがある為、

カメラやカードリーダーのスロットの厚みを必ず確認して下さい、
説明書を見れば書いてあるはずです。

TypeⅡのスロットにTypeⅠのCFカードは下位互換で使用する事
ができますが、TypeⅠのスロットにTypeⅡのカードは厚みの問
題で物理的に刺さりません



【容量とフォーマット】
基本的にATA接続なので物理的な接続規格でカード自体の容量制
限はありません
が、

フォーマットによって1ファイル毎の最大容量が変わってくるので
注意が必要です。

現在最大で512GBのCFカードが存在しています。


【FAT12】
1ファイル毎に32MBまで対応、但し最大容量も32MBなので32
MB
までの物しか存在しない初期の頃のフォーマット。



【FAT16】
1ファイル毎に2GB4GB(OSがNT系列)まで対応、OSによって
最大容量が変わるが、最大容量も同様に2GB4GBなので、その
容量までの物が対応している。(通常は2GBまで)



【FAT32】
1ファイル毎に4GBまで対応、SDカードと違い32GBの壁は無く、
最大容量は2TB

2~128GBまでのCFカードで採用。



【exFAT】
1ファイル毎の制限実質無し、最大容量は256TB

基本的に大容量のCFカード256512GBのCFカードで採用。



【対応フォーマットの注意】
古いカメラなどで使用できる容量が同じでも、CFカードのフォー
マットが違っているので対応できない
と言う事があるので注意が
必要です。


例えば2GBまで対応したカメラでも、フォーマットがFAT16しか
対応していない場合は、現在のデフォルトでFAT322GBのCF
カードを認識できません。

その場合はカードリーダーでPCに一度読み込み、FAT16フォー
マットし直して
からカメラに接続する必要があります。


後、カードリーダーも当然ですが、古いフォーマットにしか対応
していない場合は認識できません。

その場合は新しいカードリーダーを購入する必要があります。



【CFカードの転送速度】
CFカード 転送速度
上記した様にパラレルATA接続なので、パラレルATAの転送方式
で転送しています。



【転送方式の詳細】
【PIO(Programmed I/O)】
機器からメモリにデータ転送する時に、CPU管理する方式です。


CPU側に負荷が掛かる上にCPU側にいったん移動するので速度が
遅くなります。



【WDMA(Word Direct Memory Access)】
機器からメモリにCPU介さず直接データを転送する方式の中で
も、Multiモード複数のデータを連続して転送する方式です。


一般的にマルチワードDMAモードと呼ばれています。



【UDMA(Ultra Direct Memory Access)】
DMA方式を拡張して更に転送速度を高速化した転送方式です。



【対応転送方式についての注意】
上記した様にUSB接続のカードリーダーを使用する場合に、USB
3.0
必要と書きましたが、

USB2.0(理論値 60MB/秒)では実行速度が30MB/sにも満たな
い為、UDMAMode4の速度すらだせ無いからです。



【標示される速度の基準】
CFカードに400x1000xと言う表記がされている事があります
が、これは速度の倍率です。

CFカードはCDの転送速度の基準(150KB/秒)に倍率をかけた値
で転送速度を表しているからです。


例えば1066xの場合、150000 x 1066 = 159900000となり、
最大でおよそ160MB/sの転送速度が出せると言うことになります。



【類似品に注意】
転送速度が167MB/sより速い物は、CFastカードと言うSATA接
の物で、見た目の形状は同じでも接続方式が違うので互換性が
ありません。

CFastカードは略業務用なので殆ど店頭で目にする事は無いと思
いますが、ネットで購入できるので間違えない様にして下さい。



【CFカードの利点】
SDカードに取って代わられていますが、実は64GB辺りまではSD
カード(社の保証がない並行輸入品を除く)よりもCFカードの方が
転送速度と書き込み速度の速い物が安いので、

CFカードの方が安価で高速な物を手に入れる事が出来ます。



【購入する時のポイント】
基本的に見るのは転送速度ですが、書き込み速度が速くない
影時
のデータ書き込みの待ち時間が長くなる為、

カメラの性能によっては連続撮影時高速撮影にならなかったり
途中で止まって
しまいます。

だから書き込み速度も必ず確認してください。

大抵公式HPの仕様書を見れば書き込み速度も書いてあるので、
調べてから購入しましょう。


後、カメラが古い場合はが対応している容量も確認が必要です。
(公式に詳細が無い場合はサポートから聞いて下さい)


更に機器の対応しているカードのTypeは必ず確認してください、
TypeⅠの機器にTypeⅡのカードは物理的にさせないので。



偶に転送速度も書き込み速度も遅い大容量SDカードと比較して速
度を全く考慮せずに容量単価で比較している記事がありますが、

上記した様に撮影時に支障が出るので惑わされない様にしまし
ょう。



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