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【CF(Compact Flash)カードの仕様について】

今回はコンパクトフラッシュカードについて書きます。



【CF(Compact Flash)カードとは】
FCカード
SSDSDカードと同様にNAND型フラッシュメモリを記憶媒体
に利用した、小型のフラッシュメモリカードです。

但し、フラッシュメモリカードの中では一番大きいですが。


尚、10年位前まではコンパクトデジタルカメラにも採用されて
いましたが、小型化して行くにしたがってSDカードを採用す
る機種が増えて現在では殆ど採用されていません。

しかし、転送速度はSDカードよりも優位であるので、高性能
一眼レフカメラ
では現在でも採用されています。


(2017/9/15追記)
残念ながら現在SDカードが主になっています。



【CFカードの耐久度】
SDカードに使われている記憶媒体と同じフラッシュメモリ
使用しています。

フラッシュメモリとは】で説明してある様に、フラッシュメモリ
は書き込みと消去時に物理的に劣化するので長期間使って
いるとある日突然壊れて使用できなくなります。

必ず一定間隔でPC等にデータを移したり、長期間使用した
ら買い換える必要があります。



【接続規格】
【カード側】
FCカード コネクタ

【リーダー側】
FCカードリーダー
CFカードの接続規格はHDDFDD光学ドライブで以前使わ
れていた接続規格と同じパラレルATAです。

HDD(IDE).jpg(クリックすると拡大)
HDDや光学ドライブと違って端子が逆なのでカード自体を見
ても分りにくいと思いますが、リーダー側の端子を見れば同
様な接続規格だと分ると思います。



【PCとの接続方法】
現在のPCにはSDカードリーダーが標準についている事はあ
りますが、CFカード用の接続ポートは無いので、USB接続
外付けか、内蔵カードリーダーを介して接続する必要があり
ます。


尚、下記で転送速度について書きますが、USB2.0(理論値
60MB/秒
)での接続だと上位の転送速度に対応できない
で、USB3.0接続のカードリーダーが必要になります。



【カードリーダーの例】
【外付け USB3.0】


エレコム カードリーダー USB3.0 UHS-II対応 ブラック MR3-A007BK
(2014/8/21)
ELECOM


【内蔵 3.5インチ USB3.0】

オウルテック 3.5インチベイ内蔵型カードリーダー/ライター 大容量SDXC/高速UDMA7等61種類対応 5スロット同時使用 USB3.0ポート搭載 スーパーホワイト交換用ベゼル付属 ブラック OWL-CR6U3(B)/BOX
(2013/8/26)
オウルテック


【内蔵 5インチ USB3.0】

ENERMAX Windows 10対応 カードリーダー/ライター MIGHTY CHARGE ECR501
(2014/8/26)
ENERMAX




【カードの寸法に注意】
縦横の寸法は同じでも厚み3.3mmTypeⅠ5mmあるT
ypeⅡ
の2種類のCFカードがある為、

カメラやカードリーダーのスロットの厚みを必ず確認して下さ
い、説明書を見れば書いてあるはずです。

TypeⅡのスロットにTypeⅠのCFカードは下位互換で使用す
る事ができますが、TypeⅠのスロットTypeⅡのカードは厚
みの問題で物理的に刺さりません



【容量とフォーマット】
基本的にATA接続なので物理的な接続規格でカード自体の
容量制限はありませんが、

フォーマットによって1ファイル毎の最大容量が変わってくる
ので注意が必要です。

現在最大で512GBのCFカードが存在しています。


【FAT12】
1ファイル毎に32MBまで対応、但し最大容量も32MBなので
32MBまでの物しか存在しない初期の頃のフォーマット。



【FAT16】
1ファイル毎に2GB4GB(OSがNT系列)まで対応、OSによ
って最大容量が変わるが、最大容量も同様に2GB4GB
ので、その容量までの物が対応している。(通常は2GBまで)



【FAT32】
1ファイル毎に4GBまで対応、SDカードと違い32GBの壁は無
く、最大容量は2TB

2~128GBまでのCFカードで採用。



【exFAT】
1ファイル毎の制限実質無し、最大容量は256TB

基本的に大容量のCFカード256512GBのCFカードで
採用。



【対応フォーマットの注意】
古いカメラなどで使用できる容量が同じでも、CFカードのフォ
ーマットが違っているので対応できない
と言う事があるので
注意が必要です。


例えば2GBまで対応したカメラでも、フォーマットがFAT16
か対応していない場合は、現在のデフォルトでFAT322GB
のCFカードを認識できません。

その場合はカードリーダーでPCに一度読み込み、FAT16
フォーマットし直してからカメラに接続する必要があります。


後、カードリーダーも当然ですが、古いフォーマットにしか対
応していない場合は認識できません。

その場合は新しいカードリーダーを購入する必要があります。



【CFカードの転送速度】
CFカード 転送速度
上記した様にパラレルATA接続なので、パラレルATAの転
送方式で転送しています。



【転送方式の詳細】
【PIO(Programmed I/O)】
機器からメモリにデータ転送する時に、CPU管理する方式
です。


CPU側に負荷が掛かる上にCPU側にいったん移動するので
速度が遅くなります。



【WDMA(Word Direct Memory Access)】
機器からメモリにCPU介さず直接データを転送する方式の
中でも、Multiモード複数のデータを連続して転送する方式
です。


一般的にマルチワードDMAモードと呼ばれています。



【UDMA(Ultra Direct Memory Access)】
DMA方式を拡張して更に転送速度を高速化した転送方式
です。



【対応転送方式についての注意】
上記した様にUSB接続のカードリーダーを使用する場合に、
USB3.0必要と書きましたが、

USB2.0(理論値 60MB/秒)では実行速度が30MB/sにも満
たない為、UDMAMode4の速度すらだせ無いので注意し
て下さい。



【標示される速度の基準】
CFカードに400x1000xと言う表記がされている事がありま
すが、これは速度の倍率です。

CFカードはCDの転送速度の基準(150KB/秒)に倍率をかけ
た値で転送速度を表しているからです。


例えば1066xの場合、150000 x 1066 = 159900000とな
り、最大でおよそ160MB/sの転送速度が出せると言うことに
なります。



【類似品に注意】
転送速度が167MB/sより速い物は、CFastカードと言うSAT
A接続
の物で、見た目の形状は同じでも接続方式が違う
で互換性がありません。

CFastカードは略業務用なので殆ど店頭で目にする事は無
いと思いますが、ネットで購入できるので間違えない様にし
て下さい。



【CFカードの利点】
SDカードに取って代わられていますが、実は64GB辺りまで
はSDカード(社の保証がない並行輸入品を除く)よりもCFカ
ードの方が転送速度と書き込み速度の速い物が安いので、

CFカードの方が安価で高速な物を手に入れる事が出来ます。



【購入する時のポイント】
基本的に見るのは転送速度ですが、書き込み速度が速くな
撮影時のデータ書き込みの待ち時間が長くなる為、

カメラの性能によっては連続撮影時高速撮影にならなか
ったり途中で止まって
しまいます。

だから、書き込み速度も必ず確認してください。

大抵公式HPの仕様書を見れば書き込み速度も書いてある
ので、調べてから購入しましょう。


後、カメラが古い場合はが対応している容量も確認が必要
です。(公式に詳細が無い場合はサポートから聞いて下さい)


更に機器の対応しているカードのTypeは必ず確認してくだ
さい、TypeⅠの機器にTypeⅡのカードは物理的にさせない
ので。



偶に転送速度も書き込み速度も遅い大容量SDカードと比較
して速度を全く考慮せずに容量単価で比較している記事が
ありますが、

上記した様に撮影時に支障が出るので惑わされない様にし
ましょう。



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