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【ソフトとレジストリの関係でおきるトラブル】

特定の種類のファイルを同じソフトで起動できる様に関連付
けしたり、関連付けされたァイルを別のソフトで開きたい時に、

PCにインストールしたり、入れたはずのソフトが項目に出て
こなくなる事があります。

今回はその原因の一つであるフォルダ移動による項目消失
について書きます。



【フォルダ移動による項目消失とは】
大半の人がソフトをインストーラーのデフォルトの設定そのま
まにProgram Files(x86)Program Filesにインストールし
ていると思いますが、

人によっては別のパーテーションストレージ(HDD,SSD)等、
任意の場所にインストールする事もあると思います。

また、インストール不要フリーソフト等も使う事があると思い
ます。


基本的にProgram Filesにインストールする場合、インストー
ルした場所からフォルダを移動する事は略無いと思いますが、

任意の場所にインストールしたり、フリーソフトを展開した場
合、別のフォルダごと移動してしまう事があります。

その様な時にデフォルトで開くソフトをプロパティから設定しよ
うとしたり、ファイル上で右クリックすると出てくるポップアップ
内からプログラムから開く(H)の項目等にソフトが出てこなく
なります。



【ソフトが出てこなくなる原因】
以下に詳細を書きますが、端的に言ってしまうとレジストリ
紐付けされているからです。



【レジストリとは】
レジストリとはOS(Windows等)にインストールしたり展開した
ソフトの設定を纏めて置いてあるデータベースの事であり、

ソフトの実行ファイル(.exe)や使用時に必要なファイル(libra
ry
等)の場所の情報や、起動時のソフトの状態、カスタマイズ
した設定等が其処に記憶されます。



【原因とは】
上記した様にレジストリで実行ファイルや使用時に読み込む
必要があるファイルの場所の設定を記憶しているので、

フォルダを移動すると言う事は、レジストリからフォルダのあ
る場所を参照出来なくなると言う事になります。

つまり、レジストリにある設定を元にソフトが起動しようとした
機能を実行しようとするので、起動できなかったり特定の
機能が動作しなかったりする訳です。

だから、基本的にインストールしたり、ソフトを展開した場所
移動してはいけません
(注意:ソフトの中にはレジストリを利用していない物もあるの
でその様なソフトは除く)



【どうしても移動したい時の対処法】
ファイル整理でどうしてもフォルダを移動したい時があると思
いますが、

対処法としては、レジストリで場所を参照しているファイルを
フォルダの移動先に書き換えるか、一度アンインストールし
て移動したい場所に再インストールする事です。


基本的にインストールタイプのソフトの場合、レジストリで参
照しているファイルが下手をすれば数十を超える事があるの
で書き換えは非効率であるのと、アンインストールすればレ
ジストリも消えるので再インストールした方が早いし簡単
です。

問題は、インストールの必要が無く実行ファイル(.exe)で起
動するだけで使えてレジストリ書き込むタイプのソフトです。

インストールしないので、プログラムのアンインストールまた
は変更にソフトが表示されずアンインストールが出来ません

だから、フォルダごと削除して展開し直してもレジストリが残
ったままになる
ので、レジストリ内のファイルを書換えないと
機能停止のまま
になります。

ちょうどその様なソフト(VIX)がありますので、書き換えまで
の例を以下に書きます。



【レジストリを書き換える時の注意】
レジストリは間違えて消したり変更すると最悪PC自体起動
出来なくなる事がある
ので、よく確認してから変更して下
さい。



【VIXでレジストリの書き換えの例】
VIX.png(クリックすると拡大)
VIXを展開すると↑の構成ファイルがVIX221と言うフォルダ
と共に生成されます。

このソフトはインストールの必要が無くそのまま使え、初起動
にレジストリにファイルの位置情報を登録する事で、

データに関連付け VIX(1)(クリックすると拡大)
画像データをプロパティからデフォルトで使うソフトとして関連
付け
出来たり、

プログラムから開くVIX(1)(クリックすると拡大)
プログラムから開く(H)から使用出来る様になります。

ですが、VIX221フォルダ移動してしまうとレジストリの参照
が切れて
、以下の様にプログラムの項目から消えてしまい
ます。
データに関連付け(2)(クリックすると拡大)
プログラムから開くVIX(2)(クリックすると拡大)

VIXは上記した様なアンインストールでレジストリを消去出来
ないソフトなので、移動したい場合はレジストリのファイル参
自体を書き換える必要があります。



【レジストリの書き換え方】

【レジストリエディタの立ち上げ方】
【Windows 7】
レジストリエディタの起動(クリックすると拡大)
Windows 7の場合は、左下の「スタートボタン」を押して表示
されるプログラムとファイルの検索に「regedit」と入力してEn
ter
を押せば、レジストリエディタが起動します。


【Windows 8か8.1】
8でレジストリエディタ起動(1)(クリックすると拡大)
まずは、ディスプレイ右上か右下の角マウスカーソル
持って行き、チャームを表示させて検索を押します。

8でレジストリエディタ起動(2)(クリックすると拡大)
検索用の入力フォームが表示されるので、「regedit」と入力
してEnterを押すとレジストリエディタが起動します。


【Windows 10】
Cortanaを起動して検索BOXに「regedit」と入力してEnter
を押すとレジストリエディタが起動します。



【レジストリエディタ】
レジストリエディタ(1)(クリックすると拡大)
レジストリエディタを起動すると画像の様な項目が表示され
ます。

基本的にどれかの項目以下の「Software」の下にソフトが存
在しますが、一般的なソフトで関係するのは、すべてのユー
ザーに適用される設定が格納
されている「HKEY_CURRENT
_USER
」か、

現在ログインしているユーザーに適用される設定が格納され
ている「HKEY_LOCAL_MACHINE」です。

大抵↑の項目下を選択していけばソフトを見つけられます。


レジストリエディタ(2)(クリックすると拡大)
VIXの場合は「HKEY_CURRENT_USER」の「Software」の中
にあるので選択していくと、

レジストリエディタ(3)(クリックすると拡大)
作者の名前のフォルダの中にVIXがあり、さらにその中の「C
atalogFile
」の中にファイルの位置を参照するデータが存在し
ますので、其処を書き換えます。

レジストリエディタ(4)(クリックすると拡大)
データの部分に参照位置情報が表示されている「HomeDir
というファイルを左ダブルクリックすると、データの部分を書き
換えられる様になります
ので、移動先の場所に書き換えます。

基本的に書き換えるのは、VIX221フォルダのある場所まで
で、それ以降は変える必要はありません。


因みにC:\G\vix221\Catalog\とは、ローカルディスクC
中のGと言うフォルダの中にVIX221フォルダがあるという意
味です。

注意しなければならないのは、\は円マークではなくバックス
ラッシュ
なので、入力するときはキーボードで平仮名の「
書いてあるキーを押して入力(半角で)してください。
(文字コード自体は同じで通用はしますが、覚えておく必要
があります。)



今回はVIXを例に出しましたが、参照位置情報が書いてるフ
ァイルはソフトによって場所もファイル名も違ってくるので、他
のソフトの場合は自分で探してください。

レジストリエディタ(5)(クリックすると拡大)
例えば、PDFを読む為のAdobe Readerの場合「Install Pat
h
」の中に本体を参照するファイルがあり、そのほかの場所に
別のファイルを参照するファイル複数存在しています。



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