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2019年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年06月

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Intel第9世代CoreプロセッサーのR0ステッピングについて

【Intel第9世代CoreプロセッサーのR0ステッピングについて】

3月に発表され、最近OEM用のバルク等で入荷し始めたCoffee L
ake Rの新ステッピングR0のステッピングについて注意を一つ。



(2019/12/26追記)
9世代のステッピングの判別の仕方自体を知りたい場合は【Intel
第9世代Coreプロセッサーのスペックナンバーについて
】を確認
して下さい。

スペックナンバーをリスト化してあります。



【R0ステッピングの基本情報】
1:前ステッピング及び8世代をリブランドした製品と基本性能が
同じ
2:Spectre V2、Meltdown V4、MDSを回路改修で緩和して
いる
3:BIOSのアップデート及びOSのクリーンインストールが必要



【基本情報から分かる注意点】
R0ステッピングで出るCPUのCore数や周波数、キャッシュの値
はP0と8xxx番台の置き換え品を9xxx番台にリブランドした製品
と変わりません。

例えばリブランド品とリフレッシュ9世代版と新ステッピング版が
混在しているi5-9400FU0P0R0全て6Core 2.9GHz L3:
9MB
になります。

つまり性能は全く変わっていません。



脆弱性についてですが、V2やV4はともかくMDSを認めてVCEに
申請したのが2018年の6月なので、完全改修なんて不可能です。

9900Kの時に海外メディアが検証して発覚した事ですが、

回路改修されてソフトウェア緩和無効の9900Kと脆弱性の緩和を
充てた状態のi7-8086KをCore数と周波数をそろえて比較した所、

緩和策を充てて性能が低下した8086Kと9900KのCore当たりの
基本性能がほとんど変わらないと言う事が判明しています。

つまり、回路改修でMBを介して制御出来る様に変更しているので
処理工程が増えており、ソフトウェアでの緩和策と同様に性能が
低下したまま
と言う事になります。


また、単純な回路改修では根本的な修正は不可能なのと、回路設
計のやり直しは数年単位の時間が必要なので、発覚時点から1年以
内に完全な対策なんて不可能です。

だから、前回もそうですが今回の回路改修での対応は緩和策でし
かない
と考えられます。

緩和策はすべての攻撃を防ぐ事が出来るわけではないので、脆弱
性が消えた訳ではないと考えて下さい。

まあ、それ以前に今年に入って発覚しているSPOILERやSGXの問
題、チップセットの脆弱性は残っていますので、CPUやチップセ
ットにセキュリティの問題があるのは変わりません。



今回はOSの入れ直しが必要となっていますが、これは回路改修の
影響で処理の工程が大幅に変わり、専用の制御方式に変える必要
が出たからだと考えられます。

処理工程を省いてセキュリティを無視していた脆弱性を緩和する
為には処理方式を変えて処理工程を増やす必要があるので、

今回はBIOSの制御変更だけでは対応出来なかったのかもしれま
せん。



【R0ステッピングを選択する時の注意】
性能はP0と一切変わっていないと考えられるので、P0からの買い
替えはほとんど意味が無いと思われます。

また、脆弱性が完全に対策された訳ではなく、依然としてセキュ
リティの問題が残っていると言う事を認識し、今後の緩和策でさ
らに性能が低下する可能性を考慮する覚悟が必要です。



9900Kが出た時もそうですが、広告企業が誤認する様な情報の出
し方をし、ネット対策企業がそれを利用して対策されたと嘘を拡
散し始めているので、騙されない様によく調べる様にして下さい。



【Intelのその他脆弱性関連】

IntelのSGXがマルウェアで利用可能な問題が発覚
Thunderboltに周辺機器を介した攻撃を受ける脆弱性が発覚
Intel CPUの新たな脆弱性SPOILERについて
Intelのチップセットにデバッグ機能を有効に出来る問題
Intelの新たな脆弱性MDSについて
P0ステッピングはMDSでMeltdownが再発していた
Intelのサーバ用CPUに情報漏洩する問題
ZombieLoad V2について
IntelのSGXに新たな攻撃方法が発覚
Intel CPUの内蔵GPUに情報漏洩する問題
Intel CPUにフィルバッファから狙ったデータを取得できる問題
IntelのCPUやチップセットの修正出来ない場所に問題が発覚
MDS攻撃の亜種LVIについて


【SpectreとMeltdown関連】
Intel CPUの致命的な設計不良によるセキュリティ問題
Spectre PrimeとMeltdown Primeについて
SpectreとMeltdown用調整BIOSの配布リスト
IntelのハードウェアセキュリティSGXの脆弱性BranchScopeについて
Spectre Next Generationについて
Spectre Next Generationについて2
Intel CPU及びARM対象のSpecterの新しい亜種について
SpectreRSBについて
NetSpectreについて
Intel CPUの新たな脆弱性L1 Terminal Faultについて
SpectreとMeltdownに関係する新たな攻撃方法について
SplitSpectreについて

Intelの脆弱性に対するApril 2018 Update(1803)用マイクロコード
Intel CPUの浮動小数点演算回路部分の脆弱性について
仮想コア技術の脆弱性PortSmashについて

AV-TESTがSpectreとMeltdownを利用したマルウェアを収集
中国からのSpectreとMeltdownを利用した攻撃に警戒を
DAWGは現行のCPUとは関係ない


【ステッピング関連】
Intel第9世代Coreプロセッサーはセキュリティの脆弱性が残っている】(P0について)
Intel第9世代Coreプロセッサーのスペックナンバーについて


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Windows 10 Ver.1903 May 2019 Updateに複数の問題

【Windows 10 Ver.1903 May 2019 Updateに複数の問題】

2019/5/22にMay 2019 Updateの一般提供が開始されました
が、複数の不具合発見されている様です。



【公式の不具合情報】
Windows 10, version 1903 and Windows Server, version
1903




【問題の詳細】
Ver.1809の時の様なデータが消失する致命的な不具合ではないで
すが、アップグレードが進まなかったりソフトや内蔵機器、外部
機器が正常に動作しない等の問題が出ています。



【現状の不具合】
(2019/9/1追記)
21:【無線LAN(Wi-Fi)チップのドライバ飛ぶ】修正済み
どうやらQualcommの無線LANチップの場合は不具合が出るだけ
でしたが、今回は複数の無線LANチップでドライバが飛ぶ症状が
出ている様です。

因みにMSの情報にはまだ載っていません。


(2019/9/17追記)
以下の無線LANチップが1903と互換性が無い事をMSが情報を出
しました。

Broadcom 802.11ac Wi-Fi cards
Intel Centrino 6205/6235


恐らく1903と互換性が無いドライバが消されていると思われます。

IntelのM.2接続の無線LANチップで最新のドライバを充てても機
能しないと言う症状が出ている為、最新のドライバを充てても駄
目な場合はバージョンを1809に戻してください。



(2019/8/7追記)
20:【WDSかSCCMサーバからの遠隔起動が失敗する】
IntelのLANチップにはPXE(Preboot eXecution Environmen
t)と言うネットワークを介してPC等の起動する機能があるが、

WDS(Windows Deployment Services)やSCCM(System Ce
nter Configuration Manager)サーバからPXEを利用した起動
に失敗する事がある。

サーバー関連なので個人はあまり関係ありませんが、オンライン
による遠隔ブートが出来ない事がある様です。

以下で回避出来る様です。

【SCCMサーバ】
1:Verify Variable Window Extensionを有効
2:TFTPブロックサイズの値を4096に設定し 、 TFTPウィンド
ウサイズを1に設定

【WDSサーバ】
1:WDS TFTP設定で、Variable Window Extensionが有効に
なっていることを確認
2:Boot Configuration Data (BCD)のRamDiskTFTPBlockS
izeを1456に設定
3:インポートされたイメージのBCDで、RamDiskTFTPWindo
wSizeを4に設定



(2019/8/7追記)
19:【Kerberos realmsを利用したドメイン接続の機器が起動しない】
MITが開発したネットワーク認証システムのKerberosを使用した
ドメインコントロール下の機器が1903を入れると起動できなく
なる。

回避策がありません。

修正されるまで待ってください。



(2019/8/7追記)
18:【Intelのストレージドライバに互換性の問題】
Intel RTS(Rapid Storage Technology)用のドライバと1903
は互換性に問題がある

バージョン15.5.2.1054以降は互換性があると言う事なので、ド
ライバを充てて下さい。

不具合が出るPCの場合15.9.6.1044が推奨の様です。



(2019/8/7追記)
17:【Surface Book 2のMobileGPUの認識が飛ぶ】
MSのノートPCのSurface Book 2でもnVidiaのMobileGPUを
搭載したPCで、1903に上げると互換性に問題が発生して認識が
飛び、描画能力の必要なソフトウェアの起動が出来なくなる事が
ある。

回避策がありません。

修正されるまで待ってください。



(2019/8/7追記)
16:【リモートデスクトップの画面が黒くなる】
一部の古いGPUのドライバが入ったPCにリモートデスクトップで
接続すると、接続先のPCのデスクトップの描画が出来ず黒い画面
が出る。

C2DやC2QとIntel 4シリーズチップセットの組み合わせで1903
を入れた上で、チップセット内蔵GPU用の古いドライバを使用し
ている場合、そのPCへリモートアクセスするとWindowsのどの
バージョンからでもこの問題が発生する可能性がある。


本来リモートデスクトップで接続すると接続先のデスクトップ画
面がウインド内に表示されるはずなのですが、画面が取り込めず
真っ暗なままになる様です。

回避策がありません。

修正されるまで待ってください。



(2019/7/3修正)
【ディスプレイで階調がおかしくなる】
Microsoft Windows 10 May 2019 Update (1903)を適用し
た環境で、PCから出力される映像信号の階調が崩れる問題につい


EIZOのディスプレイを利用している時に1903で映像信号の階調
が崩れる場合がある。

MSの報告ではないですが、Windowsのグラフィック処理の仕方
の問題か、信号がディスプレイと合わなくなる事がある様です。

回避策がありません。

修正されるまで待ってください。


公表初期はEIZOのディスプレイでの確認でしたが、他社製のディ
スプレイも同様に階調が崩れる問題が確認されて文章が更新され
ていましたので修正しました。




(2019/6/14追記)
以下の3つの不具合が追加されていました。
15:【イベントビューアが落ちる】修正済み
イベントビューアでカスタムビューを展開、表示、または作成し
ようとするとイベントビューアが落ちる。

公式のKB4508640の説明している様にPowerShellから起動出
来る様です。

6月中に修正予定。



14:【Windows Sandboxが機能しない】
出所の怪しいソフトを隔離された仮想空間で実行して安全性を確
かめるSandboxが起動しない事がある。

1903から実装された機能ですが、ファイルが見つからないとエラ
ーを吐いて起動しない事がある様です。

回避策はありません。

6月後半までに修正予定。



13:【Dynabook Smartphone Linkが機能しない】修正済み
東芝のノートPC Dynabookでスマートフォンをスピーカーやキ
ーボードマウスとして利用出来る様にするソフトが1903で機能し
なくなる。

回避策がありません。

現状MSとDynabook社で修正中。



1:【ディスプレイの輝度調整が出来ない】修正済み
IntelのCPU内蔵GPU使用機で、新しいシステムとIntelの特定の
ドライバと互換性が取れず機能が停止する。

一応緩和策は充ててある様なので再起動すれば輝度を変えられる
様ですが、解決はしていない様です。



2:【Dolby Atmosのオーディオ機器が機能しない】修正済み
Dolby Atmosのヘッドホンやホームシアターで無料又は有料コン
テンツのライセンスの不具合で外れてオーディオ機能が使用でき
ない。

現状緩和策無し、6月までに修正予定。



3:【ユーザープロファイルに同名の空フォルダが生成される】修正済み
ドキュメントやピクチャ、ビデオ等のユーザーフォルダがある同
じ場所に同名の空フォルダが表示される様になっている。

本来フォルダの場所を変更した場合にその様な表示になるのです
が、不具合で重複して表示される様になっている様です。

表示がそうなっているだけなのでデータは消失したわけではあり
ません、ユーザーフォルダを開けて中身が無いと思った時は以下
の方法で同名のフォルダを確認して下さい。

スタートメニュー

Windows システムツール

エクスプローラ

左の項目のユーザー名を左クリック



4:【USB接続の機器を使用してアップグレードできない】修正済み
アップグレード中にUSB接続の外付けドライブやカードリーダー
を接続しているとアップグレード出来ない機器と表示される。

HDDや光学ドライブ、カードリーダーに割り当てるC:やD:等
のドライブレターの割り当てに不具合がある様で、アップグレー
ド更新中に再認識した際に別のドライブレターが割り当てられる
問題が出ている様です。

一応外部機器を外せば回避出来るという事ですが、内蔵のストレ
ージや光学ドライブにも影響がある可能性があると言う事なので、
場合によっては内蔵の機器も外してアップグレードする必要が出
るかもしれません。



5:【Bluetoothが機能しなくなる】
RealtekとQualcommのBluetooth用チップを搭載しているとBl
uetoothで機器が検知できなくなる。

新しいシステムとBluetooth用の特定バージョン以下のドライバ
に互換性が無い様で、正常に動作しなくなる様です。

これについては以下のドライバを充てると回避出来るので、ドラ
イバが出るまで待って下さい。

Realtek:1.5.1011.0
Qualcomm:10.0.1.11



6:【夜間モードの設定が機能しなくなる】
プロジェクタやディスプレイの接続、ディスプレイの縦横表示変
更、ドライバの更新、ディスプレイモードの変更等を行うと、夜
間モードの設定が機能しなくなる事がある。

タスクバーの右下のアイコンから設定できる夜間モードですが、
ディスプレイの認識や設定に問題がある様で、夜間モードの設定
が効かなくなる事がある様です。

ON、OFFを何度か切り替えるか再起動すれば一応治る様です。



7:【Intel Audioがintcdaud.sysの通知を表示】
ディスプレイスピーカーがある時に機能するオーディオ用の最新
ドライバに更新する様に通知が出る。

機能そのものには問題が無いのですが、最新のドライバ10.25.0.
8にはバッテリーの消耗速度を上げる問題があるので、戻るボタン
を押して拒否する必要があります。

新しいドライバが出るまで待って下さい。



8:【カメラ機能が使用できない】
Intel RealSense SR300とS200の2種のカメラを外付けしてい
る場合、専用ソフトがどうさせずカメラ機能が正常に使用でき
ない。

新しいシステムとドライバに互換が無いのか、ソフトが停止して
機能が使えなくなる様です。

一応一時的に以下のどれかの方法が回避できますが、PCを立ち上
げる度に実行する必要があります。

・一度取り外して再度接続
・デバイスマネージャで一度無効にした後有効にする
・タスクマネージャからRealSenseサービスを停止した後再起動



9:【Wi-Fi(無線LAN)接続が切れる】
Qualcommの無線LANチップでWi-Fi接続が切れる事がある。

Qualcommの無線LANチップ搭載機で古いドライバを使用してい
ると新システムでは正常に動作しない事がある様です。

最新ドライバを充てれば解決すると言う事なので、PCメーカーの
サポートページからドライバを探して充てて下さい。



10:【AMD RAIDドライバーが停止する】修正済み
Ryzen構成でRAIDを構成している時に特定のバージョン以前の
ドライバを使用していると、新しいシステムと互換性に問題が出
てドライバが無効化される。

9.2.0.105より前のドライバを入れていると互換性に問題が出る
様なので、1903を入れる前にそれ以降のドライバをインストール
する必要があります。

AMD公式からチップセットを経由してRAIDドライバをダウンロ
ードして入れて下さい。



11:【D3Dのソフトやゲームでフルスクリーンにならない】修正済み
Direct3Dを使用しているソフトやゲームで、ディスプレイを回転
させて縦置きにした場合にフルスクリーン機能が機能しない事が
ある。

Direct3Dが原因なので現状以下の回避策しかありません。

・ウインドモードで起動するか、マルチディスプレイで回転させ
てない方のディスプレイでソフトを実行する
・ソフトの互換性設定を「全画面最適化を無効にする」に変更



12:【BattlEyeアンチチートソフトに互換性が無い】修正済み
古いバージョンのBattlEyeアンチチートソフトが入っている状態
でゲームを起動するとシステムがクラッシュする。

PUBG等のネットゲームで使用されているBattlEyeアンチチート
ソフトですが、古いバージョンが1903と互換性が無く、ゲームを
起動した時点でシステムがクラッシュする事がある様です。

ゲームの更新が無いか調べて充ててない場合はアップデートして
下さい。



現状MS公式で認識しているのは以上ですが、言語コードの設定が
おかしくなる
という報告もあるので、現状どれだけ不具合がある
か分かりません。

しばらく手動で1903に上げない方がいいですね。



【既にあげて不具合にあっている場合】
右下の吹き出しのアイコンから→すべての設定→更新とセキュリ
ティ
→左の項目の回復と進み、

前のバージョンのWindows 10に戻すを実行して下さい。


尚、戻すが正常に行えない場合はリカバリ後に前のバージョンの
インストールメディアで再アップグレードして下さい。

リカバリはデータが消えるので必要なデータは外付けHDD等に退
避しておく必要があります。


後、前のバージョンのインストールメディアが無い場合は【Wind
owsのISOとインストールメディアの作り方
】を参考に作成して
下さい。



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Intelの新たな脆弱性MDSについて

【Intelの新たな脆弱性MDSについて】

Meltdownと同様な投機的実行を利用した新たな脆弱性が公表さ
れた様です。

今回はMDS(Microarchitectural Data Sampling)と呼ばれる
脆弱性について書きます。


(2019/5/17追記)
記事を修正しました。



【関連記事】
1ZombieLoad: Cross-Privilege-Boundary Data Sampli
ng
(論文)
2Intel CPUs impacted by new Zombieload side-channe
l attack

3ZombieLoad attack lets hackers steal data from Intel
chips

4インテルCPUに重大バグZombieLoad発見、各社がパッチを
相次いでリリース

5Linux vs. Zombieload

6VU ontdekt megalek in Intel-chips(オランダ語)
7News Posts matching "Rogue In-Flight Data Load"
82011年以降のほぼすべてのIntel製プロセッサに影響する脆弱
性「MDS」の存在が明らかに

9Apple's ZombieLoad fix hits Mac performance by up t
o 40 per cent




【特定サイトから来た方への注意】
記事を無断転載した上に掲示板のスラングでレッテルを張ってく
るサイトからリンクが張られていますが、ここは特定のメーカー
に与する事はありません。

一般消費者やユーザーが必要とするであろう情報を載せる事を主
としており、問題があるならどのメーカーについても書きます。

被害を受けるのは情報を持たず判断し難い一般消費者なので。

そもそもネガキャンの為だったら現状の情報も対処法も載せませ
ん、この情報を載せたのはユーザーに被害が出ない様に対策する
様に促す為です。



(2019/6/11追記)
Intel Core i5 8400 vs. i5 9400F Meltdown/Spectre/L1TF
/MDS Mitigation Impact


MDS攻撃の緩和は、プロセスのスイッチ時にバッファにある命令
やデータを消去して情報を抜き難くするという手法をとっている
のですが、

緩和策が当たった後のcontext switchにかかる時間を測定するベ
ンチの結果が載せられている記事が上がった様です。

記事自体は8400と9400Fが両方ともステッピングU0で比較は意
味がないのですが、緩和後の性能低下ははっきりとわかる様にな
っています。

緩和後はプロセスのスイッチにかかる時間が6.5倍になって処理速
度が落ちている
事が分かりますね。



(2019/5/21追記)
ネット対策企業がネット上でHTTを切れば完全に防ぐことが出来
ると嘘を書いているので注意して下さい。



(2019/5/17追記)
MacでHTTを切ると最大40%性能低下するという記事があがって
きています。



(2019/5/17追記)
impressが窓の杜で第8世代についてもハードで緩和策が当たって
いると書いていますが、この脆弱性がCVEに申請されたのが2018
年の6月なので、改修されているとか絶対にありえません

第9世代については修正されたか微妙なところですが、ステッピン
グP0、R0を除いたU0B0の8世代のリブランド品9600以下
は修正されていません。

後、ハードでの改修はあくまでも緩和策であるので、解決なんて
していません。

騙されない様にして下さい。



(2019/5/17修正)
ZombieLoadFalloutRIDL又はRogue In-Flight Data Lo
ad
はMDSを利用した攻撃を場所で分けたものでした。

記事6によるとIntelは発見グループに対して脆弱性の発見に対す
る褒賞金にさらに金額を足して公開させない様にしようとしてい
た様ですが、アムステルダム自由大学はこれを拒否していた様
です。



【問題の詳細】
CPUで処理をする時にどのような処理をするか?と言う命令や処理
をする為のデータを一時的に保存するストアバッファ、ロードバ
ッファ、ラインフィルバッファと言う保存する場所をCPUは持っ
ているのですが、

Intel CPUの場合回路構造に問題があった様で、投機的実行時やH
TTで共有化している時に不正な命令を入力するとバッファから命
令やデータを読み込み出来てしまう
様です。


具体的に言うと使用中のソフトウェアで直近の処理の内容を把握
できると言う事です。

IDPASSの入力、通信前の暗号化用の暗号鍵等の情報が丸見え
になります。

関連記事に行くと実証動画のリンクがあるので確認してみて下
さい。


尚、CPU内部の保存場所が問題なのでSGX等のハードセキュリテ
ィは意味を成しません。


個人、ビジネス向け、サーバ全てにおいて同様に情報が盗めます
が、クラウドサーバの場合他者が利用している情報を痕跡を残さ
ず取得できる為、

レンタルサーバを利用している場合は特に注意が必要ですね。



【想定される攻撃】
・仮想OSで空間を課しているクラウドサーバで他者が借りている
空間のデータを取得
・マルウェアに仕込んでデータ収集後攻撃者に送信

等の攻撃が想定されます。



【対象のCPU】

Intel:2011年に発売されたSandy Bridge以降のCPUの略全て

AMD & ARM:関係無し



【現状の対応】
今回の脆弱性は回路構造の問題なので、制御方法を変える必要が
あり基本的にOSの対処が必要なのですが、

脆弱性の報告自体は2018の3月だったので既にmacOS、Windo
ws、Android、Linuxにはパッチが配布されていると言う事なの
で、更新を止めている場合はアップデートをかけたり、手動でパ
ッチを充てる必要があります。

また、ブラウザも対策が必要と言う事なので、アップデートが来
たら充てて下さい。


尚、物理的な回路の問題なので、今回の対応は緩和策でしかなく
攻撃を全て防ぐことが出来るわけではありません。

差し迫って危険にさらされる訳ではないですが、用心は必要でし
ょう。

後、定期的にプロセスの切り替え時に状態をリセットする制御方
式に変える必要があると言う事なので、パッチを充てると処理速
度が低下する
と考えて下さい。



研究者によるとパッチを充てると共にHTTを停止すれば攻撃をあ
る程度防げると言う事なので、セキュリティを優先するならその
様にした方がいいですね。



【Intelのその他脆弱性関連】

IntelのSGXがマルウェアで利用可能な問題が発覚
Thunderboltに周辺機器を介した攻撃を受ける脆弱性が発覚
Intel CPUの新たな脆弱性SPOILERについて
Intelのチップセットにデバッグ機能を有効に出来る問題
P0ステッピングはMDSでMeltdownが再発していた
ZombieLoad V2について
IntelのSGXに新たな攻撃方法が発覚
Intel CPUの内蔵GPUに情報漏洩する問題
Intel CPUにフィルバッファから狙ったデータを取得できる問題
IntelのCPUやチップセットの修正出来ない場所に問題が発覚
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グラフィックドライバを更新する時に使うツール 3

【グラフィックドライバを更新する時に使うツール 3】

Driver Fusionの無料版では消しきれないレジストリが多く出て
来る様になったのと、公式でもエラー発生時の対処法でも載せら
れるようになったので、

今回はDDU(Display Driver Uninstaller)の使い方について書き
ます。



【Display Driver Uninstallerとは】
プログラムの追加と削除や、ドライバのインストーラーでアンイ
ンストールをするだけでは残骸が残り、他社製品と入れ替えた時
や新しいドライバと衝突して不具合が起きる事があります。 

このツールはその残骸を綺麗に消す為のツールです。



【Display Driver Uninstaller】
ダウンロード先
Wagnardsoft Forum

開発している公式の掲示板からダウンロードする方式になってい
るので注意して下さい。

Display Driver Uninstaller (DDU) Vxx.x.x.x Released.

と言った感じにバージョン毎にTopicが作られてそこにダウンロー
ドリンクが張られています。

Official Download Hereと書かれているリンクからダウンロー
ドして下さい。



【使う前の注意】
DDUを起動した時点で警告が出るので分かると思いますが、セー
フモード
で実行しないとシステム関連で使用しているデータが弾
かれてが消えませんので、必ずセーフモードで使用する様にして
下さい。

後、公式のツールと言う訳ではないので、ドライバインストール
状態で使用した時に不具合が出る可能性があるので、ドライバは
あらかじめプログラムのアンインストールまたは変更からアンイ
ンストールしてから
使用する様にして下さい。



【Display Driver Uninstallerの使い方】
DDUの使い方(1)(クリックすると拡大)
立ち上げるとこんな感じです、Fusionや以前のDDUは言語設定が
必要でしたが現在はデフォルトで日本語表示になるのでそのまま
使えます。

DDUの使い方(2)(クリックすると拡大)
Fusionと違いデバイスタイプの選択からGPUを選択するだけです。

DDUの使い方(3)(クリックすると拡大)
GPUを選択すると自動的に使用しているGPUの情報が表示されま
すが、GPUメーカー名の所を開くと他社も選択できます。

CPU内蔵GPUがあったり、他社製GPUを複数搭載している場合は
切り替えて実行する事も可能です。

後は削除して再起動を選択すれば残骸が削除されます。


尚、他社製ドライバの残骸を同時に消す場合は削除後に再起動し
ない
を選択して実行し、全部消したら再起動してください。



DDUの使い方(4)(クリックすると拡大)
因みに、オプションを見るとわかりますが、デフォルトだとアン
インストールしてから使用しないとデータが残る設定になってい
ます。

一応消せる様に設定変更もできますが、新しいドライバに対応出
来ない時にエラーを吐く可能性があるので、上記した様にドライ
バをアンインストールしてから使用する様にして下さい。


PhysX関連もデフォルトでは残る設定になっているので、Geforc
eを使用している場合は注意して下さい。



【セーフモードの起動の仕方】
7
7のセーフモードの起動の仕方


【Vista&7 msconfigからセーフモードを立ち上げる】
スタートメニューの検索ボックスにmsconfigと入力して実行し
ステム構成
を立ち上げます。

システム構成が立ち上がったらブートの項目を選択し、セーフブ
ート(F)
にチェックを入れてOKを押して下さい。

後は再起動すればセーフモードで起動します。

尚、この方法は設定を戻さないとセーフモードでしか起動出来なく
なる
ので、掃除後にセーフモードの状態で同様にmsconfigからブ
ート設定を元に戻す必要があります。


8
8のセーフモードの起動の仕方


10
Windows 10 のセーフ モードで PC を起動する



【関連記事】

グラフィックドライバを更新する時に使うツール
グラフィックドライバを更新する時に使うツール 2


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Win10で体験版のセキュリティソフトを使用している場合の注意

【Win10で体験版のセキュリティソフトを使用している場合の注意】

メーカー製やBTOPCにはマカフィー、ノートン、ウイルスバスタ
ー等の短期体験版が大抵ついていますが、

試用期限が過ぎても設定を変更せずノーガード状態で放置してし
まう事がある様なので注意を一つ



【Defenderは自動で有効にならない】
アンチウイルスソフトの体験版はソフト自体は正規のソフトウェ
アで、期間契約に必要なプロダクトキーを端折っているだけなの
で、Windows上からの認識は通常のアンチウイルスソフトと変わ
りません。

MSのDefenderは競合しない様に他社製のアンチウイルスソフト
がインストールされると機能を無効
にするのと、インストールさ
れた状態だと有効には出来ない
仕様になっています。

つまり、有効期限が切れた状態でも体験版がインストールされた
状態ではDefenderは有効にならないのでノーガード状態になる
訳です。


一応有料のアンチウイルスソフトは期限が切れたらポップアップ
で警告を出すのですが、メーカー製PCだとプレインストールソフ
トのポップアップに紛れる可能性があるのと、惰性で内容を見ず
にそのまま消したり内容を無視する事もある様です。



【Defenderを有効にする前に】
以下の方法で体験版のアンチウイルスソフトをアンインストール
して下さい。

スタートメニュー

Windows システム ツール

コントロール パネル

プログラムの下にあるプログラムのアンインストール

と進んでプログラムのアンインストールまたは変更を開いたらア
ンチウイルスソフトを探し、ソフト名の上で右クリックして出た
ポップアップを実行してアンインストールして下さい。



【Defenderの有効化】
スタートメニュー

Windows Defender セキュリティーセンター

又は

右下の吹き出しからすべての設定

更新とセキュリティ

左の項目のWindows セキュリティ

Windows Defender セキュリティーセンターを開く、又はWin
dows セキュリティを開く

と進んでセキュリティの概要を開きウイルスと脅威の防止を選択
したら、ウイルスと脅威の防止の設定の下の設定の管理を選択し、

リアルタイム保護クラウド提供の保護サンプルの自動送信
オンに切り替えて下さい。



【他社製のアンチウイルスソフトを入れたい時】
PC内にウイルス定義ファイルを置くソフトの体験版が入っている
場合【セキュリティソフトを複数入れると起きる不具合】で説明し
ている様に競合してエラーを吐く様になる為、

上記のDefenderと同様に体験版を先にアンインストールする必要
があると考えて下さい。



昔から期限切れの体験版のまま放置と言う事が結構ありましたが、
現状ハードの脆弱性も相まってマルウェアの脅威が増しているの
で今一度確認する様にして下さい。



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