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物理的な回路修正したCore i9 9900Kのパフォーマンス分析

【物理的な回路修正したCore i9 9900Kのパフォーマンス分析】

海外で、回路修正での脆弱性緩和策を施したCore i9 9900Kと略
同アーキで改修前のCoffee Lakeと比較検証した記事が出された
様です。



【関連記事】
Analyzing Core i9-9900K Performance with Spectre and
Meltdown Hardware Mitigations




【検証内容】
比較しているのはCoffee LakeのCore i7-8086KとCoffee Lak
e RefreshのCore i9-9900Kですが、

演算回路間の接続方式を修正していても基本設計は同じでありCor
e数も増えているだけなので、設定を同じにすれば1Core辺りの性
能差が修正前後で分かります。


記事の場合HTTを切って4Coreに限定し、3GHzで固定してメモ
リコントローラのデフォルトの周波数であるDDR4-2666で比較

した様ですが、

マイクロコードとソフトウェアで緩和しているCore i7-8086Kと
回路修正で緩和したCore i9-9900Kとの1Core辺りの性能差は誤
差の範囲
であり、

ソフトウェアや制御ソフトでの緩和策をハードで実装しただけと
言う事が判明した様です。

尚、関連記事の質問の回答にある様に9900Kソフトウェア緩和
は無効
にされています。


前に【Intel第9世代Coreプロセッサーはセキュリティの脆弱性が
残っている
】でも説明していますが、やはりマイクロコードとカ
ーネルの仕様変更による緩和と同様に、

何の対応もしていない状態より性能が低下している事が確実にな
りました。



9xxx番台が出る前にハードウェアで修正してパフォーマンスを上
げると言う様な記事を何処かが出していたと思いますが、

比較結果から分かる様に、周波数を上げる + Core数を増やす
でパフォーマンスアップだっ!!と言う事をやっていただけなのかも
しれません。

まあ、高発熱、高消費電力になっている結果が各所から報告され
ている時点で予想は付いていたかもしれませんが。



【今後の修正について】
IntelはロードマップでCascade LakeやWhiskey Lakeで更に
回路の修正をしていくと言う予定を発表していますが、

この分だと基本設計自体一新されない限りソフトウェアとマイク
ロコードでの緩和策とほぼ変わらない可能性があります。

回路修正をされたと油断せず、今後も情報収集を続けた方が良い
かもしれません。



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