パソコン(PC)の森

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nVidiaがメディアに都合の悪い事を書かせない為の契約を要求

【nVidiaがメディアに都合の悪い事を書かせない為の契約を要求】

ドイツのITニュースサイトのheise onlineがnVidiaが提示し
た秘密保持契約のNDA(Non-Disclosure Agreement)のあ
まりにも酷い条件にキレて、

nVidiaから送られてきた契約書を暴露した様です。



【関連記事】
1In eigener Sache: Nvidia-NDA als Maulkorb für Jou
rnalisten
(ドイツ語)
2NVIDIAが「いかなる機密情報もNVIDIAの利益のために使
います」と誓わせる秘密保持契約を要求、拒否したメディア
が文書を公開




【秘密保持契約とは】
製品を開発していざ販売となる前にメディアに対して製品を
貸し出してレビューをしてもらう事で広告効果を狙う訳ですが、

自社が技術や製品の情報を出す前にメディアが先走って情
報漏洩をするのを防ぐ為、貸し出しの条件として情報公開日
を縛る契約をします。



【何が問題なのか】
秘密保持契約は製品を貸してレビューを受けている企業なら
何処でもやっているのでそれ自体は問題ないのですが、

今回の場合、以下の条件からユーザーの事を一切考えてお
らず、nVidiaだけに都合がいい記事しか書けない様にする
の条件になっています。


1:Use Restrictions. Recipient shall use Confidential
Information solely for the benefit of NVIDIA.

3の利用制限の文言を翻訳すると「受領者(機器の貸し出し
を受けた者)は、NVIDIAの利益の為にのみ機密情報を使用
する
ものとします。」

つまり、基本原則として貸し出しを受けてレビューをする時は
nVidiaに都合の悪い記事を書いてはいけないと言う条件を出
していると言う事になります。


2:Notwithstanding the expirartion of this Agreement,
Recipient's obligations with respect to Confidential I
nformation shall expire five years after the date of it
s discloure to the Recipient.

更に2の受取人の義務の条件を翻訳すると、「本契約の満了
にかかわらず、機密情報に関する受領者の義務は、受領者
への開示日の5年後に失効
するものとします。」

つまり契約が終わろうが借りた機器についてのnVidiaに都合
の悪い記事は5年先まで書けないと言う事になります。

何かしら不具合が出たり欠陥が発覚した時に5年間は一切
記事に出来ない
と言う事です。


因みに2018/6/20に文書を送り付けて置いて2018/6/22
に回答を要求すると言う非常識な事もやっている様です。



【日本のメディア?】
日本のIT系の企業サイトは基本的に全滅だと考えて下さい。

機器を借りている日本のIT系のニュースサイトや雑誌を出し
ている企業にジャーナリズムを持った企業は存在しません


機器を使用してレビューをしている所は全部唯の広告企業
ので、元から広告主に都合の悪い事は記事にしないか、広
告主に都合の良い情報だけしか出しません。

恐らくImpress Watch、Ascii、マイナビ、4gamer、ITmedia、
日経BP社等の主要企業は殆ど契約していると思われます。


前々からnVidiaのVGAで数値を盛っていたり、不具合や欠
陥が発覚した時に報道しない自由を行使して都合の悪い情
報(焼損ドライバやGTX970のVRAM接続構造の欠陥等)を記
事にしないか、記事にしても詳細な記事にしない事が結構あ
ったので、

今回暴露される前より昔から同様な条件で貸し出しをしてい
た可能性があるかもしれません。



【今後消費者が不利益を被らない為には】
日本の広告企業のnVidiaの製品についてのレビューは信用
せず、参考にしない
様にして下さい。

また、個人に偽装したBlogでも貸し出しを受けていると書い
ている所は信用してはいけません。

(書いてなくても異常なレビュー数な場合は除外対象に)


基本的に海外の記事を見に行くことを推奨しますが、今回の
ドイツの記事にある様に、貸し出しを受けている所はNDAの
条件を呑んでいると言う事なので、記事をよく確認する様にし
て下さい。



前々から日本の提灯記事は疑わしい状態でしたが、今回の
暴露で確証を得られたのでその点については良かったのか
もしれません。



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| 小話 | 02:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Windows 更新プログラムの構成中は電源を切らない

【Windows 更新プログラムの構成中は電源を切らない】

当たり前の事なのでアレですが、どうやら未だに更新プログラム
の構成中に長いからと強制的に電源をブッチしてシステムを壊す
者が居る様なので、

今回はWindows 更新プログラムの構成中についての小話を一つ。



【Windows 更新プログラムの構成中とは】
MicrosoftからWindowのセキュリティパッチや仕様変更及び修
正パッチがWindows Updateで提供された後に、

シャットダウン前に変更されたシステムデータの構成をストレー
ジ(HDD、SSD)に書き込んでいる状態
です。


だから途中で電源を切って書き換え中に強制的に中断すると半端
な書き換えでシステムデータが壊れ、起動時に必要な設定が読み
込まれず正常にデスクトップ画面が構成されなかったり、

必要なデータが存在しないと言うポップアップが表示される様に
なったり、最悪起動出来なくなるわけです。



【構成中にやっては駄目な事】
構成中に表示されている様にPCの電源を切らない様にして下さい。

PCの発売からある程度期間がたってパッチが溜まっている場合は
時間が掛かるので、自動的にシャットダウンされるまで放置して
下さい。


尚、ノートPCの場合折りたたんで閉じるとスリープ機能で電源を
落としてしまう
ので、強制的に電源を切った場合と変らない状態
になる事があります。

この場合も構成に失敗して問題が出る場合があるので、絶対に閉
じてはいけません。

ノートPCは開いたまま放置する必要があると覚えて置いて下さい。



【電源を切ってしまって問題が出た時は】
【起動できる時】
コントロールパネルを開き表示方法を大きいアイコンに変更した
回復を選択します。

システム復元を開くと言う項目を選択し、復元ポイントを選択し
てUpdate前のシステムに復元して下さい。



【起動できない時】
PCかMBのメーカーロゴが表示された後にWindowsが立ち上がら
ない、途中で止まってしまうと言う時は、

起動後すぐに電源ボタンを長押しして強制シャットダウンを2回
って下さい。

3回目に起動すると修復モードを立ち上げる事が可能になります。


修復モードが起動したら↓の様に進んで修正して下さい。

詳細オプション

トラブルシューティング

詳細オプション

システム復元

又は

詳細オプション

トラブルシューティング

詳細オプション

スタートアップ修復


尚上記の修復法ですが、必ず回復出来ると言う訳ではありません。

なので、選択肢を増やす為に修復ディスク回復ドライブを予め
作成して置く事が重要になります。

作成していない場合は【システム修復ディスクと回復ドライブに
ついて
】を参考に作成して置いて下さい。

修復できる可能性が上がります。



【パッチやストレージの問題で構成が止まってしまった時】
更新パッチに問題があったり、ストレージのデータ領域の問題で
書き換えが出来ず構成中に止まってしまう事があります。

この場合は強制的にシャットダウンをする必要がありますが、そ
の判断はストレージにアクセスしているかで判断して下さい。

HDDの場合はカリカリ音がしているか確認して下さい、長い間隔
HDDの書き込み音がしない場合は構成に失敗していると言う事
です。


また、SSDの場合は音がしないのでPCにあるアクセスランプで判
断して下さい。

書き込みをしていない場合点滅しません。



パッチに問題があったりストレージのデータ領域に問題があって
ストレージにアクセスが止まっている場合は中途半端な書き込み
になる事は略ないので、その様な状態の時に強制終了して下さい。



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| 小話 | 01:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Intel CPUの浮動小数点演算回路部分の脆弱性について

【Intel CPUの浮動小数点演算回路部分の脆弱性について】

Spectre Next Generationの一つなのか分かりませんが、
浮動小数点演算回路の構造に欠陥があり、Meltdownと同
様にハードが原因で情報を取得できる脆弱性があると言う
事が公表されました。



【関連記事】
1Lazy FPU Save/Restore (CVE-2018-3665)
2CVE-2018-3665: Lazy State Save/Restore As The
Latest CPU Speculative Execution Issue

3Xen Security Advisory 267 (CVE-2018-3665) - Sp
eculative register leakage from lazy FPU context swi
tching

4Lazy FP State Restoreの脆弱性が、ほとんどのIntel C
ore CPUに影響を与える




(2018/6/24追記)
Windowsについての情報も出てきましたが、すべてのWindo
wsバージョンがLazy PF state restoreを使用しており、無
効にすることはできない


MSセキュリティアドバイザで表明しているのでOS側で
対処するか現状分かりません。

Intel側でマイクロコードで対処になるかもしれません。



【脆弱性の内容】
システム処理や複数のソフトを起動している時に、起動中の
システムやソフトの処理を適時切り替えて行っていますが、

処理の切り替え時に処理を一時的に停止するソフトについて
は状態を保存し、処理が再度切り替わった時にそこから読み
込んで処理を再開しています。

今回の脆弱性はFPU側を切り替え時に意図的に遅延を発生
させる事で状態を保存して再読み込みをするよりもスムーズ
な切り替えをする事が出来るLazy PF state restoreと言う
機能を悪用する事で、

他のソフトが使用しているレジスタ(記憶回路)を覗く事が可
能になる
と言う事の様です。


脆弱性を突かれると暗号化操作を含む他のアプリケーション
の動作に関する情報を取得される
と言う事なので、IDやPAS
Sが必要なソフトだと重要情報が盗まれて利用される可能性
があります。


尚、現状Intelの10年前から現在までのCPUだけの脆弱性
です。



【対象の回路】
x87
MMX
SSE
AVX
AVX-512




【緩和策】
今回の脆弱性は回路の問題ですが、OSの処理部分(カーネ
ル)の変更で対応が可能と言う事なのでOSのカーネルが更
新されるまで待ちましょう。

現状Linuxについてだけですが、その内Windowsも更新され
ると思われます。



現状はOSだけで対処可能と言う話ですが、ハードが原因で
今後マイクロコードが必要になる可能性もあるので、情報は
収集して置いた方が良いと思います。



【SpectreとMeltdown関連】

Intel CPUの致命的な設計不良によるセキュリティ問題
Spectre PrimeとMeltdown Primeについて
SpectreとMeltdown用調整BIOSの配布リスト
IntelのハードウェアセキュリティSGXの脆弱性BranchScopeについて
Spectre Next Generationについて
Spectre Next Generationについて2
Intel CPU及びARM対象のSpecterの新しい亜種について
SpectreRSBについて
NetSpectreについて
Intel CPUの新たな脆弱性L1 Terminal Faultについて
SpectreとMeltdownに関係する新たな攻撃方法について
SplitSpectreについて
SWAPGS Attackについて

Intelの脆弱性に対するApril 2018 Update(1803)用マイクロコード
仮想コア技術の脆弱性PortSmashについて

AV-TESTがSpectreとMeltdownを利用したマルウェアを収集
中国からのSpectreとMeltdownを利用した攻撃に警戒を
DAWGは現行のCPUとは関係ない


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| ハードウェア | 13:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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PCI接続の増設ボードを使い続けるには

【PCI接続の増設ボードを使い続けるには】

PCを組み替えた時にPCI接続の増設ボードを使用したい場合の方
法を書きます。



【PCIスロットの現在の状況】
Intelは8シリーズチップセットから、AMDは300シリーズチップ
セット
からPCI用のレガシーコントローラが内蔵されなくなった
為、現在ネイティブでPCI接続に対応した最新のMBは存在しま
せん。

一応PCIコントローラを外部チップで搭載してPCIスロットを搭載
しているMBもありますが、スロット自体搭載していないMBが標
準になってきているので、MBの選択肢が少ない状態です。



【PCI接続のボードを使用する方法】
【PCIスロットを搭載したMBを使用する】
上記した様に外部チップで対応したMBが存在するので、PCIスロ
ットを搭載したMBを選択すれば良いのですが、

其の他のMBの仕様(チップセットの種類や各種チップ、I/O等)
を妥協しなければならない事があります。

変換ボードと違いそのままケースに搭載できるので、手間は掛か
りません。



【PCIからPCI-E接続に変換するボードを使用する】
以下の様なPCI-Eスロットに接続してPCIスロットに変換ボードが
存在しているので、変換ボードを介してMBに接続します。

MBにPCIスロットが無くても使用できる利点はありますが、PCケ
ースへの増設ボードの取り付けに工夫が必要になります。



【変換ボードの例(直接接続)】
【PCI-PCIEX1(ロープロファイルボード向け)】

CY PCI - Express PCIe PCI - E x1 x4 x8 x16 to PCIバスライザーカードアダプタコンバータwithブラケットfor Windows
(2016/11/8)
CHENYANG



【PEX1PCI1(ロープロファイルボード向け)】

スターテック.com PCI Express-PCI変換カード PEX1PCI1
(2014/12/10)
STARTECH.COM

上の2つはPCI接続のボードがロープロファイ用の細いボードの時
に使用するとそのままタワー型のPCケースに搭載出来る物です。



【変換ボードの例(間接接続)】
【DIR-EB262-C13】

ディラック PCI-E x1をPCIスロット2コネクタへ変換するライザーカード DIR-EB262-C13
(2011/11/21)
ディラック



【PCE2PCI-NO1(OEM)】

IPOTCH PCI-E デュアル PCI スロット 拡張カード 拡張ボード アドオン
(2018/4/26)
IPOTCH



【SD-PECPCiRi2(外部使用前提)】

エアリア 拡張ボードの旧世主 第二章 PCI Express x1 PCI 2スロット 変換 ライザーカード 33MHz 66MHz 5V 3.3V SD-PECPCiRi2
(2014/7/16)
エアリア

上の二つはPCケース内で使用する事が出来ますが、SD-PECPCiR
i2については外部で使用する事を前提にしているので工夫が必要
です。

尚、PCケースに標準搭載させる為には何方とも工夫が必要なので、
下記を参考に工夫して下さい。



【間接接続型の変換ボード時の搭載の仕方】
ミドルタワーケースでM-ATXのMBを使用していたり、ATXのMB
でもケースがフルタワーの場合はMBの下に空間が開いているので
そこにそのまま搭載出来ますが、

そうでない場合は↓の様な工夫が必要です。

PCIをPCI-Eに変換(クリックすると拡大)
増設ボードについているケースに固定する為のI/Oブラケット
取り外し逆向きにして固定し、PCI端子を外側に向けて取り付け
る事で変換ボードを使用してもPCケースに取り付けが可能になり
ます。

画像の赤茶色はMBで、緑色は変換ボードです。


但し、この方法には一つ注意が必要で、バックパネル方向に出力
端子がある場合、ブラケットがさかさまになるのでスリットが合
わなくなって挿すことができません。

RAIDカードやSATAボードの様に内部で完結しているボードの場
合は其の侭いけますが、上記の様に出力端子がある場合は、

付属のI/Oブラケットを金鋸やドリル、棒ヤスリ等で加工するか、
製図してアクリルパネル等でブラケットを自作する必要が出てき
ます。


尚、PT2等の同一端子な場合は逆向きも其の侭いける様なので、
使用したい増設ボードに合わせて考える様にして下さい。



【外部チップでPCIポートを使用する時の注意点】
チップセットでPCIコントローラを搭載していた時は起きません
でしたが、

外部チップで対応してからチップの質によっては正常に動作しな
事があるので注意が必要です。

これはMBでも変換ボードでも同様なので、業務機器でどうしても
動作しない場合は旧式でもネイティブに対応したチップセットが
搭載されている一番新しいPCを使用する様にして下さい。

Intelは7シリーズチップセット(Q77、Q75、B75)、AMDA8
8X、9xxシリーズ
チップセットがネイティブで対応しています。



一般用途の増設ボードもそうですが、古い特定目的の業務用機器
に接続する為の接続端子を設ける必要が出た時にも対応出来る様
になるので覚えて置くと良いと思います。



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| ハードウェア | 15:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑


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