東芝、富士通、VAIOのPC事業の分社化統合と+α
前に一度噂になっていた事業統合ですが、本格的な話し合いの段
階になって情報が出て来たようです。
今回は国内メーカーのPC事業部と別件についての小話を一つ。
【関連記事】
東芝・富士通・VAIO、パソコン統合固まる。持ち株会社方式で
【何をするのか】
3社が株式を保持する新会社を設立し、さらにその新会社の傘下に
各社の分社化したPC事業だけの会社を置くことで、PC事業を統合
すると言う事の様です。
オールジャパン体制で起死回生を図る、3社合わせてシェアが首位
なんて言っていますが、
前に【日本の大手家電PCがなぜ売れないのか】で触れている様に
PCの中身が略海外産で純日本産のPCなんて存在していません。
更に、バランスの悪い構成で低性能なPCが大半な上に保証期間が
海外メーカーと変わらない1年間とサポートが特に良い訳でもない
のに、性能に対して価格が異常に高すぎるので、
上記の事を改善しない限り性能に対して妥当な価格で販売される
海外メーカー製PCに流れるのは変わりがないと思われます。
シェアが最大 = 購入の基準になるという妄想をTOPが抱いていな
いと良いのですが。
【核関連の査察をしている公益財団法人が情報漏えい】
【関連記事】
海外から不正アクセス 核物質管理センターで情報流出/青森・
六ケ所
公的機関ではなく民間の公益財団法人ですが、核物質の管理や保
管場所、施設等の重要な情報を扱っているにも関わらず、
外部接続が出来るPCでファイル共有ソフト(迅雷,BitTorrent,eD
onkey)を使用し、情報を中国に流出させた様です。
【問題点】
重要な情報を扱っているPCでファイル共有ソフトを入れること自
体が論外ですが、問題は迅雷です。
中国製な時点で避けるのは無論、中国人が中国向けに中国語の字
幕をつけた海賊版動画等をやり取りしているので、普通は使用し
ません。
つまり情報を漏洩する目的で故意に入れた可能性があります。
核物質管理センター側はソフトを削除しただけで終わらせようと
していますが、徹底的に調査すべきでしょう。
今までもんじゅや省庁の漏洩等を取り上げてきましたが、日本は
重要な情報の管理が本当に甘すぎる。
保管や利用・加工施設の場所なんて漏洩したら窃盗やテロの標的
になる可能性のある情報の管理ですらこのLVです。
これはもう厳罰を科す法で縛って管理した方が良いのかも知れま
せんね。
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